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シニアライフ関連ニュース_20200330

シニアは、もっとワガママになっていい。「働きたい」をどう社会が支える?リクルートの挑戦とは

「なぜ働きたい?」と聞くと「お金が必要」という声ももちろんありますが、「生きがいが欲しい」「友達が欲しい」といった回答もとても多い。シニア世代は「働く」ということをとてもポジティブに考えています。
「働きたいに、年齢以外のモノサシを」作ること。向き不向き、得手不得手は年齢に関係ありません。測定結果を見れば、シニアでも現役世代に引けを取らない能力があることが一目瞭然。シニアの自信、企業の安心につながればいいなと思っています。
「決して働くことがゴールではない。セカンドステージには多様な活躍の場があるべきだし、どう生きていくかということを、ポジティブに考えられる環境を作りたい」と話す。

リクルートの取り組みに関する記事。年齢以外のモノサシをって良い表現ですね。たしかに年齢だけで雇用対象から外れるのは差別に近い考えで、正しくその人の能力をもって判断すべきですね。
記事中にもあるように、働く以外の選択肢も含めて前向きに捉えられるって素敵なことだと感じました。


電通シニアプロジェクト、「定年女子調査」を実施 ―定年後も今の楽しい暮らしを継続するためには働き続けたい! 新しいオトナ女子消費の可能性も―

電通シニアプロジェクトは、定年のある企業において現在正規雇用で働く50代女性400名と既に定年を経験した60代女性200名を対象に、「定年女子調査」(以下本調査)を実施しました。
1.【定年女子のキャリア】累計勤務年数は、平均28.4年。就職後の約3分の2の期間は働いていたが、転職・離職も多く、7割強は離職・休職期間あり。仕事満足のポイントは、「自分の居場所」と「ワークライフ・バランス」。女性の活躍については賛成であるが、実際に管理職を希望している人は2割弱と少ない。
2.【定年とお金】定年による退職金受取想定額は平均「594万円」。退職金の使い道は「貯蓄」がトップ。でも、「自分へのご褒美」がほしいという人も。
3.【定年後の生活】「定年まで働く」という定年女子は69.0%と多数。さらにその中の67.4%が「定年後も働く」と回答し、今後も働き続けることを希望する女性たちの増加が予想される。理由は、経済的な不安の他、今の生活を維持したいから。

ファインディングスでは定年後も働く理由が経済面だけクローズアップされていますが、詳細を見ると、「生活のリズムを保つ」「社会と関わる」あたりも回答としては半数近くあります。
7割以上の方が3社以上の会社を経験されていて、思った以上に転職を経験されている方が多いのも意外でした。終身雇用が多い年代だと思っていましたが、女性の場合だとライフイベントで離職の決断をされる方も多いのですね。
調査の主旨とは関係ないのですが、「定年女子」という呼称は嬉しいんですかね・・・・。男性側が「定年男子」と表現されていると結構な違和感がありそうなのですが。このへんは電通なりのブランディングなのだろうか。


自分らしいシニアライフを50歳からデザインするための「東京50⤴(フィフティ・アップ)BOOK」配布

東京都では、「これからの未来」を考える時期にさしかかっている50歳~64歳の方々を「50⤴(フィフティ・アップ)世代」と名付け、これからのライフプランを考えるうえで役に立つ様々なテーマや情報を届ける「東京50⤴(フィフティ・アップ)BOOK」を作成し、2020年6月上旬頃から配布を開始する予定です。
 50歳は人生のハーフタイム。「東京50⤴(フィフティ・アップ)BOOK」は本当にやりたかったこと、これからもっとやりたいこと、自分らしいシニアライフを50歳からデザインするための読本になります。

50歳はハーフタイムと言われると、人生100年時代といわれるよりも実感がわくなという気持ち。


申請せず大損!?シニアがもらえる「補助金・助成金」3選

「生涯現役起業支援助成金」は厚生労働省の制度で、40歳以上の中高齢者が起業するときに従業員の募集などにかかった費用の一部を助成するなど、支援を行うものです。
上記の雇用に関する助成としては、起業時の年齢が40歳から59歳の場合は助成金の上限が150万円で助成率は2分の1、60歳以上の場合は上限が200万円で助成率が3分の2と決められています。

こんなのがあるのか、知らなかった。



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