【オランダ生活】私の洗濯術
前にもオランダでの「お洗濯の仕方」を記事にしましたが、約1年生活をしてコツをつかんできたので、改訂版を書きたいと思います。
洗濯機の設置の仕方は、前回の記事をご覧くださいませ。
オランダメーカーの「AEG」の8kg用を使っています。
ドラム式か縦型か
私にとって初のドラム式洗濯機ですが、オランダの家電量販店には縦型洗濯機は1割も置いてありませんでした。
どちらも使ってみた感想として、「ドラム式の良いところ」は、使う水の量が少ない・洗濯パンがいらないことかと思います。
「縦型の良いところ」は、衣類を傷めにくい・途中で追加できることです。
ドラム式を1年使ってみたところ、衣類の劣化が早い気がするので、大切な衣類は手洗いするようにしています。
洗剤について
オランダでは、「カラー用・白物用・黒物用」と色別に洗濯物を分けて洗う事が多いと前回の記事に書きましたが、私は「温度設定別」と「白物(手洗い)」で分けて洗っています。
スーパーに売っている洗剤は、このように「Color(色物用)」「Wit(白用)」「Black(黒用)」と分かれています。
現在私は4種類の洗剤を使っています。
左から、万能洗剤、ウール・おしゃれ着洗い用洗剤、柔軟剤、白物用洗剤です。
柔軟剤以外は前回の記事から同じ物を使っています。
ウール・おしゃれ着洗い用洗剤と白物用洗剤は、頻度が少ないので、1年経ってもまだ残っています。
万能洗剤・おしゃれ着用洗剤・柔軟剤は、ドイツメーカー「ecover(エコベール)」の物を使っています。
1. 万能洗剤
初めは、「Color(色物用)」「Wit(白用)」だけ購入し、黒い物は「Color(色物用)」で洗っていましたが、「色で分けるのも洗剤を揃えるのも面倒」ということで見つけたのが「Universal(ユニバーサル)」洗剤=万能洗剤です。
現在は後ろのジャケットですが、手前の物に変わっていくようです。
(取っ手があると個人的には便利ですが、新しいデザインもシンプルでいいですね。)
2. ウール・おしゃれ着洗い用洗剤
「ウール・おしゃれ着洗い用洗剤」も継続して使っています。
セーター類はこの洗剤を使って、洗濯機のウールモードでまとめて洗っています。
シルクのブラウスなどのおしゃれ着は、お湯にこの洗剤を少し入れて漬けておき、手洗いしています。
少し前にアップした記事のシルクブラウスはこちらの洗剤で洗っています。
3. 柔軟剤
去年末あたりからメンバーに加わった「柔軟剤」です。
実家が柔軟剤を使うタイプではなく、タオルはバリバリな方が吸収しやすくていいと思っていたのですが、それにしてもバリバリが過ぎるので追加してみました。
そして分かったことは、「途中から柔軟剤を使っても、一度バリバリになったタオルはなかなかふわっとしない」ことです。
新しく下ろしたタオルはふわふわしたので、最初から柔軟剤を使うことをお勧めします。
これは「りんごの花とアーモンド」という今までに聞いたことのない組み合わせですが、海外の柔軟剤といって想像するような(?)きつい香りがしないのでお気に入りです。
4. 白物用洗剤
こちらも引き続き使っています。
前回も書きましたが、オランダ含むヨーロッパの水道水は「硬水」です。
硬水はミネラル分を多く含んでおり、洗剤と結合すると「金属石鹸」と言われるものに変化し、そのカスが蓄積すると、衣類が黒ずんでしまうのです。
白物用洗剤はそうした黒ずみを防げるように、漂白剤が入っています。
そのためこの洗剤を使うのは、真っ白なブラウスくらい。
あと便利なのが、白いスニーカーや白いソールの靴を洗うときです。
ソールの前が汚れるのは、よくトラム(路面電車)の線路につまづくからです笑
白い靴を洗っていると、学生時代の上履き洗いを思い出します。
洗濯ルーム
今回のアパートには「洗濯ルーム」があります。これはとても嬉しい!
前のアパートはキッチンの横が洗濯機でした。
これはこれで、料理の合間にお洗濯ができるのが良かったです。
またオランダでは、洗濯物を外に干す習慣がなく、「部屋干し」になります。
つまり洗濯ルームがない場合は、どこかの部屋に洗濯物がずっとおいてあることになります。
こんな感じです↓
ではベランダは何に使うのかというと、椅子やテーブルを置いて、のんびりと過ごすのに使われています。
オランダは乾燥しているので、部屋干しでも生乾きになってしまうことがありません。むしろ1日も経たないくらいでカラッカラになります。
でも何となく、お日様に当てたい気もしますよね。。
洗濯ルームには洗濯機・干すための網・洗剤など(まだ直置きです。)・洗濯ネット。
その他に掃除機や、扇風機なども置いています。
日本でいうウォークインクローゼットのようなイメージかと思います。
洗濯機に入れます。
長くなりましたが、やっと洗濯機に入れます。
洗濯は「温度設定」ごとに分けて洗うようになりました。
基本的にはタオルを洗う日と衣類を洗う日です。
タオルを洗う場合
タオルは厚手なのと除菌をしたいので高温「60度」で洗っています。
95度まで設定できるのですが、95度は白いタオルのみの方が良いとオランダ人に教えてもらいました。
「TPM」は「回転速度」でデフォルトは「1400」ですが、劣化を少しでも抑えたいので「1200」に下げています。
タオルを洗う時は、万能洗剤と柔軟剤を1カップずつ入れています。
洗濯機の左上の引き出しを開けて、一番左に洗剤、真ん中のお花のマークが付いているところに柔軟剤を入れます。
衣類を洗う場合
衣類は劣化を防ぐため、全て洗濯ネットに入れています。
設定はこちら。
タオルは60度でしたが、衣類は40度もしくは30度で洗っています。
(衣類のタグに付いている表示を確認します。)
洗剤は万能洗剤、また柔らかく仕上げたいときは柔軟剤を併用します。お好みで。
干します
洗濯が完了したら、干していきます。
干し方に決まりはないですが、厚手のタオルなどは2つのワイヤーを渡して、タオル同士がくっつかないようにしています。
キッチンタオルは乾きやすいので、1つのワイヤーで大丈夫です。
長くなってしまいましたが、約1年住んだ後のお洗濯術をご紹介しました。
お洗濯についてはまだ試してみたいことがあるので、また試してお伝えできたらと思っています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
動画はこちらからご覧いただけます。
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