【おうち時間を楽しむ】衣類の補修
オランダでもコロナウイルスの影響で、3月16日の夕方より、ホテル・レストラン・カフェなどが閉鎖になりました。
美術館・図書館なども少し前から閉鎖されており、100人以上集まるイベントなどは、少なくとも4月6日までこの閉鎖は続きます。
街に出ている人も少なくなり、家にこもるムードになっています。
買いだめする人が増えており、スーパーの棚ががらんとしています。
普段からあまり外出しないので、家にいるのはあまり苦にならない・・・というか「おうちが好き」です。
ということで、私の「おうち時間の楽しみ方」を記事にしてみようと思いました。
<衣類の補修>
今回は「衣類の補修」について書きたいと思います。
みなさんにとって、衣類の補修が楽しいかとも思いますが、個人的にはどうやって補修をしようか?と考えたり、直した物をまた着ることができるのが嬉しいです。
<補修するもの>
今回補修するのは、「ヴィンテージのシルクブラウス」です。
オランダのヴィンテージショップで購入したもので、初めから綻びを補修した跡があったのですが、デザインがとても気に入ったので購入しました。
襟のあたりの2つのボタンや、少し立体になっているポケット、少し大きめなサイズ感もお気に入りです。
またシルクは、夏は涼しく・冬は暖かく着用することができるので、1枚持っているととても重宝します。
<綻びている箇所>
1つめは袖口の部分です。両袖のこの部分が破れてしまいました。
あと2つ、ボタンホールと前端の部分です。
今回はこの3点を直したいと思います。(袖の部分は3か所破れてしまっていました。)
<補修の仕方>
1. 袖口
裏側にして、破れている部分を折ります。
1本どりの並縫いで、縫っていきます。
この時、元のミシンで縫われている糸と合わせると綺麗に仕上がります。
反対側に返すと、このように破れが見えなくなりました。
2&3 ボタンホールと前幅
ボタンホールは外側の布の周りをぐるんと縫い付けた後、ホールの部分をさらに補強しました。
今回の補修で一番直したかった部分で、ボタンをはめていても取れてきてしまっていました。
新品のような綺麗さはなく、補修した感がありますが、これでほつれてくることは無さそうなので、もう少しこのブラウスも楽しめそうです。
<お気に入りのお裁縫箱>
蚤の市で見つけた、(多分)紅茶の入っていた木の箱を裁縫箱にしています。
中には、針セット・糸(オフホワイト・ブラック・グレー)・小さなハサミ、お洋服に付いてくる予備のボタンを入れています。
<補修しながら着る>
ヴィンテージの衣類が好きで、古いものだと100年以上前のワンピースなどもあり、どうしても破れていたりすることがあります。
「破れているから」で諦められないデザインの物も多く、補修しながら着ています。
一番よく着ているコートも、高校生の時から20年以上着ている物で、ポケットや袖口を直しながら着ています。
<補修できないほどの破れなどの場合>
例えばこのパンツは外で着た後、やがて部屋着になり、パジャマになりました。
写真では見えませんが、膝の部分が薄くなり破れてしまいました。
ちょうど、キッチンのカトラリーなどを入れている引き出しが、フォークやナイフの先が当たって傷がつきそうだったので、先ほどのパンツを切って敷くことに。
残った生地も、革靴のお手入れやお掃除に使っています。
長くなりましたが、衣類の補修まわりのお話でした。
こちらも動画を撮ってみました。
今まで旅やイベントなどお出かけの動画が多かったのですが、「おうち時間を楽しむ」という動画を初めて作ってみました。
編み物や刺繍などの講師をしていたり、料理や家事なども好きなので、色々ご紹介できたらと思っています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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