2020年11月27日・28日の日記

11月27日の日記

・今日は9時に起きて11時に家を出て学校に向かう。学校で勧誘をし、卒論の資料を収集し、練習をして、寝る予定でした。しかし、この予定は大幅にずれ込むことになった。

・11時に電車に乗ろうとしたら電車が止まった。しかし、12時と新入生と会うことになっているのに。ということで、時間がなかったからJRへ乗り換えて学校に向かった。しかし、ついたころには新歓は終わっているのだった……

・そんなわけで新歓の撤営（片付けの事、ボーイスカウトでの用語であり、これを部で使ったら「今から設営するんじゃないぞ」と監督に笑われた。悔（げ））を行っていると、慇懃なスーツの男性が二人やってきた。どうやら旅行代理店の営業らしい。誰が見ても丁寧だと思わせるような笑顔、仕草が嫌にわざとらしく見えた。いうならば、社会のジャングルに取り残されないようにと咲いた造花だ。親しみやすさを出すために葉・茎・花弁が整えられた花だ。これが社会的に振る舞うという事なのだろうかと思いながら名刺を受け取った。部活に使うことは出来ずとも友人との旅行に使えるのかもしれないな。せっかく受け取った名刺だ。取っておこう。

・いやしかし、あの営業特有の感じはまるでノリが効きすぎたスーツを着ているようなわざとらしさがある。あのわざとらしさは何なんだろうな。
 振り返れば、どの営業リーマンも”営業臭さ”を身に着けているように感じる。飲食などの接客業とは違う、のっぺりとしたタイプの慇懃さ。もしかすると、あの慇懃さこそが社会を回すための歯車であり、サラリーマンは歯車を効率よく回すために自分にも他人にもノリを掛けているのかもしれない。最も最適化されたコミュニケーションは表情にも仕草にもノリを掛けることだ。

・営業職に冷笑的な見方をしているが、営業職を非難するつもりはない（来年の4月から営業だし）自分の言いたいことは、営業職にできるかぎり早く適応できるかであり、そのためには27日に感じたことは残しておくべきだと思ったからだ。

・さて、営業に思いを馳せてても、一日は終わらない。
　とりあえずスレ込んだ分を修正したならば、12時に部室に着いて、13時に解散。それからコンビニで堅あげポテトを買って午睡。17時から卒論の資料をあつめて18時に部活の練習。それから帰宅。睡眠。

・そんなもんかな

11月28日の日記

・部活ダーーーー！

・ということで、6時半稀少、9時部活。お昼に終了、解散。それから大大大昼寝（だいだいおおひるね）。3時間ほど寝た。それから夕食。就寝。

・カッコを使ったな。括弧の話をしようか。（）について前々から思っていたことがある。それは（）の後ろにある読点（。）の存在について、今までは必要ないと思っていたけど、最近はやっぱり必要だって思えてきた。

つまり（）　という書き方が
　　　（）。になってきたという事

・それは読点の重要性に気づきだしたからだ。
　ではまず。「（）　」の書き方になった理由を説明しよう。小説にはルールがあって！、？などの記号の後ろは必ず開ける必要がある。記号を使ったときは句読点ではなく、空白で文章の流れを作るルールがある。

例）
怠惰から？　おそらくは怠惰から？　という私の疑問。私の人背への勤勉さはすべてここから来た。私の勤勉さはとどのつまりはこの一点の怠惰ｎ弁護に費やされ、その怠惰を怠惰のままですませるための安全保障に宛てられた。──三島由紀夫『仮面の告白』

というようにだ。
　だから自分は（）も記号の一つであるからにして、（）を使ったら空白を使うべきだと思っていた（カッコの後に空白をつけるのは俺の勝手な思い込みから来た間違った信念で、小説では普通に（）。が使われている）。

・だけど、読点には一つ強力な作用がある。文章を強制的に断ち切る作用だ。文章をどのタイミングで断ち切るか、つまりどのタイミングで読点をつかうかで、読むリズムを作ることができる。

・俺は文章の流れを考えずに、全て見た目で考えていたが、やっと読点の重要性に気づいた・それからは、読点という機能に気を払って文章を書けるようになった（と思う）。

・28日である必要性ゼロの内容だ。これで日記を名乗っていいのか？　まあええか

・え～～～と、沈した！　乗ってたボートが転覆した。11月の川は冷たいね、11時と言えどかなりつめたい。良い眠気覚ましになった。

・ボート部なら濡れることになれているから服が濡れた程度どうでもよいのだが、運動着のまま合宿所に来たから、着替える服がない。コートは着て来たから上裸にそのままコートを羽織って帰った。今思えば、露出狂みたいなことしてたな。あの時はコート薄っすいとしか思ってなかったけど、背徳的な行為をやってたんだわ。それくらい楽しまないとな、俺の懐もっと大きくなれ、俺の肝もっと太くあれ。

終わり～～～～～～～～～