【読書ノート】物価とは何か?



⑴この本を買った理由、読む目的

MBAに通っている知人(既に凄いキャリアを持っている若い女性)が授業の課題図書として読んでいるということを知り、僕もチャンレンジしてみようと購入。日本で続いているらしいデフレ、さらに毎日ニュースを賑わせているアメリカのインフレ。そんな状況を少しでも理解し居酒屋で友達に難しい言葉を使ってマウント取れることができれば、この本にかけるコストは十分に回収できると思った。

⑵この本を3行で表すと?

研究者が真面目に書いた、まさにMBAの授業で読まされるべき書籍なんだと思う。世界で使われている物価を測るいくつかの指数を紹介したり、なぜ物価が上下するのか、逆になぜ値段が据え置きのままなのか?などを専門的な解説と視点を交えつつ、高卒の僕でもわかるようにカップラーメンの価格なども使いながら説明している。

⑶この本で感動した事は?

「物価とは蚊柱である」という一文。もうそれが全ての概念を端的に説明してくれている。蚊柱というのは、蚊の大群の様子です。蚊柱が物価という概念であり1匹1匹が上下に激しく動く分には物価は変わらない。蚊の大群が一斉に動いていくことが物価の変化につながる。

蚊柱

⑷どんな方にオススメ?

根本的な物価の変化について学びたい方

⑸この本で自分が成長できたことは?

正直、最後までしっかり読めなかったので成長できたかは疑問である。が、ザクッとは物価について学べた。結局物価を動かすのは当然だが色々な要因がある。ただどちらかというと「予想」「期待」など心理的な要因のほうが実質的な物価に影響を与えるらしい。確かに銀行が金利を上げてもインフレが止まらない現状もある。また身近な例で言えば、パンの価格が20%上がれば、人は日常の生活でそれを控えて、違うモノを購入し家庭の総支出額は変わらないように調整する。するとパンは人気がない、賞味期限が短い、在庫過多などの理由で値下げをせざるおえない。このように、1個1個の値上げは全く生活に影響を与えない。

⑹メモor「自分が気に入った一文」

ハイパーインフレなど騒がれても特にビビる必要はない。
世界の至る所でハイパーインフレが起こり1年で物価が2倍になったりしているが、現地の人がいきなりご飯食べなくなることもなく、生活をしている。通貨の発行などで結局は調整されている。ただしキャッシュだけを持っているのは危ないので適切に市場に資産を投資しておきたい。


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