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海外転職という新たな挑戦することにしたおっさんの自己紹介

こんにちは。
海外転職という無謀とも思えることに挑戦してみることにしたカツオ(40代)です。ちなみに妻と子供(小学校高学年)との3人家族です。

理系大学院を卒業して、製薬会社の研究員として10年ほど研究活動に従事して、その後何度か転職し、今は開発部門で働いている普通のリーマンですが、この度、ずっとやりたかった海外での就業を実現するため、海外転職に挑戦することにしました。

ここでは、40代から海外転職を挑戦することに至った理由や、転職活動状況、その後について、我が人生の記録(備忘録)として綴っていこうと思います(同年代に限らず、これから海外転職活動をする方や将来海外転職をしたい方のお役に立てたら幸いです)。

カツオのキャリア

理系大学院を修了した後に、国内製薬会社の研究員として10年ほど従事したものの、どうしても研究が好きになれず(のめり込むことが出来ず)、このまま企業の研究員としてキャリアを積んでいくという未来が全く想像できませんでした。悶々と仕事をしている中で、自分が関わったプロジェクトがたまたま製品化に至り、その過程でご一緒した開発部門の方がギラギラしながら楽しそうに仕事をする姿を見て、開発職に強く惹かれました。
そこに辿り着くために社内異動を模索するも、なかなかチャンスがなく2年ほど経過した際、他社からその開発職の人員募集があり、新卒で入社した会社に残るか否かは相当悩みましたが、「やってみたい!」という自分の気持ちは抑えられず、転職しました。

ほとんど未経験であったこともあり、軌道に乗るまでは、転職先の先輩社員に喰らいつき、毎日泣きそうになりながら(時には本当に泣きながら出社してました)、必死に働く毎日でした。そんな日々を送る中、転職して2年ほどが経過した時、上司から呼ばれ、米国子会社への出向を命ぜられました(社会人になってから、いつかは海外勤務をしてみたかったので(実際、全ての上司にその希望は伝えていました)、その時は本当に嬉しかったです)。
憧れの海外駐在員生活(約2年間)は、楽しいことも沢山あり、今でも忘れられない思い出もありますが、実際のところ、ここでも随分と苦労しました。出向先では、主に生物系の製品を開発していて、私の専門は、どちらかと言えば化学系。全く新しい分野で、最初は全く周囲の議論に入って行けず、「お前、何しに来たんだ?」という空気でした。専門分野だけならまだしも、英語も中途半端で、正直、最初の半年は、「来るんじゃなかったかな・・・」と思っていましたが、直属の上司(アメリカ人)に大いに助けられ、持ち前の真面目さ(自分で言うな)と粘りで、わからないことがあれば、それぞれの専門部の担当者のところまで足繁く行って、理解できるまで教えてもらっていました。その甲斐もあってか、1年が経過することには、いい感じで人間関係もできて、楽しくなっていました。そんなこんなで、2年の任期を終えて、帰国。帰国後、1年ほど働いた後に色々考えて、妻の地元に戻るために2回目の転職。

2回目の転職では、前職と同じ職種だったため、1回目とは全く異なり、また転職に慣れたのか?超スムーズに業務を開始できました。そこでキャリアを積むべく2年ほど従事し、更にキャリアアップを目指して、3回目の転職(同じ職種)で現在に至ります。

なので、簡単に言うと製薬会社の研究職又は開発職として、グローバル開発(日本含む)に約20年従事してきたと言うキャリアです。

年甲斐もなく海外転職をしようと思った理由

いつかヨーロッパに住んでみたいなあ

海外で自分がこれまでに積み上げたキャリアがどこまで通用するかを試してみたい

1つ目の理由は、これです(90%くらい)。
これまで医薬品のグローバル開発に約20年間携わってきました。米国での駐在経験はあるものの、内資系の製薬会社で主には国内を拠点に働いてきました。一方で、医薬品開発の主戦場は欧米であり、いつしか「自分がこれまでに培ってきた経験や知識が欧米の製薬会社でどの程度通用するかを試してみたい」と思うようになりました(開発職となって、自信がついてきたここ2〜3年で特に思うようになりました)。

家族(特に子供)に海外という選択肢を身近に感じてもらいたい。

海外転職したい理由は、2つ目はこれ(大体10%くらいがこの理由)。
私の米国赴任に帯同した時、長男は4歳で、2年間の米国生活で同年代の子供達とはほぼ不自由なくコミュニケーションが図れるほどの英語が身につきました。ただそこから随分と時間が経ち、英語を使う機会もなく、今では耳は残っているのか、何となく言っていることはわかるレベル。小学校高学年ということもあり、海外転職(移住)するなら、長男が中学入学までに実現できたらな・・・・と。幸いにも米国生活が楽しかったのか、「海外に戻ることになったらどうする?」と聞くと、そこそこPositiveな返事が返ってくるので、拒絶されない限りは、頑張ろうと思っています。
前置きが長くなりましたが、「日本は素晴らしい国であり、大好きな国だけど、それ(日本)以外の選択肢があるということを肌で身近に感じてもらいたい。」と思っていて、また日本は、彼にとって(もちろん私にとっても)、Comfort zoneであり、「若いうちに買ってでもした方がいいと言われる苦労」はそれほど巡り合わないというのが事実ではないかと思っていて、「軌道に乗るまでは大変だろうけど、困難な状況でも自分で考え、乗り越えていく力・知恵・マインドを身につけてもらいたい。」なと。詰まるところ海外生活を通じて人間として大きく成長してもらいたいと思っています(私も成長したい)。

妻の反応

おそらく海外転職することになれば、一番苦労をかけるのは、妻なので、海外転職活動を始めるにあたっては、最初に相談しました(「俺、海外で挑戦したいんだわ・・・」)。本音を言えば、今の安定した生活を捨ててまで海外に行くことには、反対の気持ちもあったでしょうし、未来が見通せなくなり、不安しかないと思いますが、それをグッと堪えて、「そうなったら、着いて行くので、みんなで頑張ろう。何とかなるやろ!」と言ってくれ、感謝しかないです。

というわけで、年甲斐もなく、自己実現(自分のわがまま)のために海外転職への挑戦します。

まずは自己紹介でした。

ではでは。


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