わたしと朝ドラ【朝ドラの記憶】
朝ドラが好きだ。
朝ドラの1番古い記憶は、高校の頃、「ひらり」の主題歌、ドリカムの「晴れたらいいね」である。主題歌を聞いてから登校していたのを覚えている。主題歌を口ずさみながら春から夏の気持ちの良い天気の中、自転車をこいでいた。内容はほとんど覚えていないので、歌だけを聞いていたのかもしれない。
その後も朝ドラは身近な存在だった。特にすきなのが「あぐり」「ちゅらさん」「ちりとてちん」「あまちゃん」そして現在放送中の「らんまん」である。
「あぐり」では、主人公の夫エイスケさんに恋をして、「ちゅらさん」では沖縄に憧れて、実際に沖縄に何度も通った。
「ちりとてちん」は特に大好きな作品だった。放送当時は、まずBSでの放送、続いて8:00から、土曜日はBSでの1週間まとめての放送と週に3回見ていた。主人公B子に自分を重ね、モヤモヤした日々を過ごし苦しんだ。そしていつのまにか私の人生も動きだし、上京、結婚となった。
結婚した相手も朝ドラが好きで、録画した朝ドラを見ながら夕飯を食べる毎日となった。
一緒に「あまちゃん」を見ていた時の事。鈴鹿ひろ美が歌うシーンで急に泣き出しびっくりした。しかも号泣!何か心に刺さったようだ。
出産後、「とと姉ちゃん」の途中から「おかえりモネ」までは朝ドラから距離を置いていた。「カムカムエヴリバディ」に深津ちゃんが出演するのを機にまた朝ドラ生活がスタートした。
そして、もうすぐ最終回を迎える「らんまん」からは、多くのメッセージをもらった。どんな立場でもやりたい事好きな事を選択していい!私にはそんなメッセージとして届き、日々たくさんの勇気をもらった。実生活では、仕事を辞め、私の好きを探す日々が始まった。
10月からスタートする「ブギウギ」のポスターはワクワクするし、BSではまだ見ていない、でも見たかった「まんぷく」が始まるようでこちらも楽しみだ。