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SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエ)ノート48 論述試験対策
ご覧くださりありがとうございます。
この記事の趣旨こちらに記載しています。
論述試験は初年度次年度とも、面接方式ではなく、A4サイズの横罫用紙に問題の答えを書き込んでいく方式でした。
時間は20分、与えられた課題に、現状や問題点、改善出来るであろう点を織り交ぜながら、最終的にはポジティブな印象にまとめて行く事が大事です。
一般的には日本酒ソムリエ、と呼ばれる事の多いsake diploma
国籍、性別、習慣などの違うさまざまなお客様に「そんなに素敵なお酒なら飲んでみたい」と思っていただいて、楽しんでお酒を飲んでいただく説明ができる事が重要になるかと思われます。
以下は論述試験の対策ノートです。
論述試験のためのプラクティス
地理的表示とは地域の共有財産である各国「産地名」の適切な使用を促進する制度
夕張メロン、神戸ビーフ、三輪そうめんなど
ヨーロッパのワイン法を起源とする
G I Geographical Indicationの略
地理的表示(G.I.)の現状
焼酎:壱岐、球磨、薩摩、琉球
日本酒:日本酒、白山(平成17年)、山形(平成28年)、灘五郷(平成30年、6月)
ぶどう酒:山梨(平成25年)、北海道(平成30年、6月)
G I「日本酒」
2015(平成27)年12月2日指定
概要 原料の米に国内産米のみを使用し、かつ、日本国内で製造
米、米こうじ及び水を主な原料として発酵させてこしたもの 国内産米、日本国内で製造したものを「日本酒」と呼称している
アルコール22度未満 ビールやワインに比べ、アミノ酸やペプチドを多く含む おだやかな酸味と甘味を有す 米の糖化にアスペルギルスのコウジカビ(種類によって品質がかわる)を使う「米こうじ」
日本酒の製造に適した酵母(アルコールの発酵力が一般的に高い)
ほぼすべての都道府県で日本酒が製造されている
G I 「山形」
2016(平成28)年12月16日指定
概要 山形県産の水のみを用いて山形県で製造、容器詰めされた日本酒 副原料はアルコールのみ使用可
山形の清酒 やわらかく、透明感のある酒質
純米、本醸造 酸味や旨味が調和した、ふくよかで巾のあるやわらかな味わい
純米吟醸、吟醸 やわらかな口あたりと果実様の香りの調和
自然的要因
日本海式気候、積雪多、連峰山系特有の優良な地下水(鉄分の少ない軟水)
冬寒く、低温長期発酵(いわゆる吟醸造り)に最適
人的要因
山形県工業技術センター、山形県酒造組合ー官民一体となった人材育成と技術の向上
特産果実(りんご、メロン、ラ・フランス)の香りが好まれる(日本酒の吟醸香に通じる)
原料
米、米こうじ(国内産米)
水(山形県内)
米の総量の50%を超えないアルコールは可
※山形県産の米としていない
製法
製造、貯蔵は山形県内
県内で容器に詰める
酒類の地理的表示に関しては
国税庁のページを参照して下さい。
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