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SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエ)ノート47

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この記事の趣旨はこちらに記載しています。

SAKE diploma テイスティング 
テイスティングの試験時間は30分 

2017年度は6種類 
2018年度は5種類 

清酒は4種類 
他は焼酎 
(そば焼酎はアレルギーの関係上、出題されない) 

テイスティング試験を受けた事のある人ならご存知でしょうが 
受験者が入室する前に、グラスに注がれた状態です 
試験時間が短いので、私の場合、外観は試験開始前におおよそ決めておきます(特に清澄度、色など) 

2020年から続くCOVID19対策で、テイスティング時に貸し出されていた吐き出し用コップがないようです。(昨年催された協会セミナーも吐き出し不可、アルコールを早く分解してくれるサプリのプレゼントがありました。

つまり、口に含んだものは全て飲み込む必要があります。
お酒に弱い方が受験されるにはより受難の時代ですね。

以前にも書きましたが、私にとって、日本酒のテイスティングはワインより繊細さを要します 
テイスティンググラスから取る香りは口を付けてしまうと違ってしまう場合があるので、 
清酒と思われるものは香りを全部取ってから、口に含むようにしました(あくまで自己流です) 
飲み込んでも良いですが、(ワインの場合は紙コップに吐き出します、この残量が余りに少ないと、受からない事もある、と教わりました)吐き出した方が、フレイバーや余韻の長さがわかります 

必ず問題に出されている選択数を間違いなくマークしてください 
数を間違えると0配点になってしまいます 

ざっくりと記しますが 

生酒ー酵母の香り、お米の香り、花の香り、フルーツ(白桃、マスカット、ライチ、メロン)など、加水されていないので、粘性があります。 

アルコール添加しているー口の中を抜ける感じ、舌に感じるアルコールの刺激等 

吟醸、大吟醸ー木の芽、青草、新緑、青竹などのグリーン系、お米の香りはあまりしない、脂肪酸由来の樹脂の香り 

純米酒ー蒸米、炊いたお米、つきたての餅の香り 

本醸造、吟醸ー白玉団子や上新粉など、やや乾いた香り 

山廃、生酛系純米ー牛乳や豆乳、バタークリーム、きのこなど 

熟成酒ーメイラード香、紅茶、プーアル茶、ローリエなどまたはナッツ系 


ものによっては難しいのですが、 
フルーツ、植物、お米、乳製品の香りをバランス良く取る方が良いようです 


焼酎は常温で、加水などされていない状態でのテイスティングに慣れておく事をお勧めします。



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