印象深い一皿/青天みつはし

旨さの波を受け止める、うれしい悲鳴をあげる

LEICA Q2 にて撮影

旨い料理を出す店がある。そんなのはたくさんあるだろうと思いがちだが、衒いもなく旨さを前に押し出して矢継ぎ早に皿を提供する店は多くない。素晴らしい、と一皿に唸るだけじゃなく、あれ、これ旨いなあと心の中で幾度となく繰り返してしまう料理と出会えるのは、それこそ幸せなのだ。小さなカウンター、手洗いですら店外にあるこの店が供する料理には、旨さが漲っている。そして、店主も旨いものを出してやろうという意気込みだらけだ。忙しない動作から繰り出されるミニマムな料理をしっかり受け止めるのは、案外悪くない。

青天みつはし
東京都港区南青山3丁目2−3
https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130603/13170493/

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