印象深い一皿/めしと、さけanno

料理に幻想を見ることができる、それはかなり幸せ

iPhone15 Pro で撮影

前菜盛り合わせ。阿武真亜子が作るご飯は行き届いている。季節感、味わい、ボリューム。それぞれ必要にして充分。店を構えて固定客もたくさんつく人気店。当然プロの料理人なのだが、最大限の賛辞の表現として、まったくそれを感じさせない。多くの人が家庭料理という言葉に抱くイメージを具現化しているからだ。そう、ある人は、家に帰るとこんなご飯が出ると嬉しいなと思い、ある人は、誰かのためにこんな料理でもてなせると良いな、と妄想する。しかし、忙しい今の世の中、それはなかなかかなわない。ある意味で幻想かもしれない家庭料理、それと出会うために、浅草橋にある小さな店に足を運んでみて欲しい。

めしと、さけanno
東京都台東区浅草橋3丁目29−5
https://annomeshi.com

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