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今年は小さい秋を、31個数えたい

10月に入ってから毎日1つずつ、

小さな秋を体験して、遊んでいます。


秋は一年の中でも過ごしやすい季節なのに、アッという間に終わってしまうので、ちょっと慌てて秋を満喫しようと思い立ったのです。


人生振り返ってみても、自分が記憶に残る季節といえば、たいがい暑い夏、寒い冬、あと年度初めの春の季節。実際に物理的にも、気候変動(地球温暖化)によって、夏、冬の期間が昔より長くなっています。


最近は秋は10月だけになりつつあるとも聞きます。
我が家は、毎年11月にコタツをつけていますから、来月には冬支度をはじめる時期です。


ついこの間まで、猛暑日があったというのに、
このちょうどいい秋の季節をちゃんと堪能せねば!もったいないわ!


日本人は、春に咲く桜を崇める傾向にあります。そして、


「残りの人生、あと何回、桜を見られるのだろうか」と、桜の花と自分の人生の儚さと照らし合わせて物思いにふける。


だったら、桜だけではなく私は、

残りの人生、あと何回、秋を堪能できるのだろうか


秋が10月だけだとして、1ヶ月/1年。
あと40年生きるとして、40ヶ月/40年。

私の残りの人生には、

秋の季節が、あと3年4ヶ月だけ!



◇ ◇ ◇

このように数字をはじき出すと、
途端に今年の10月が愛おしく、と同時に焦りも感じるのです。


10月1日から始めた小さい秋体験

小さい秋🍁 体験

1日  隣り町のコスモスを見に行く
2日  畑で取れた南瓜で天ぷらを揚げる
3日  夜、鈴虫の鳴き声に耳を澄ませる
4日  を食べる
5日  特売の巨峰をゲット
6日  サンマの塩焼きを食べる
7日     金木犀が満開。
            木の下でオレンジの花びら絨毯を楽しむ
8日  さつまいもを蒸かして食べる
9日  庭のを収穫 
10日 満月(ハンターズムーン)を見上げる
11日 ケイトウを一輪挿し


昨年までの私は、10月といったら年末に向けての箸休め的な、さほど気にも止めない月でした。強いていえば、10月31日のハロウィンのオレンジのカボチャと仮装姿の若者くらいしか思い浮かびません。


今まで、世間に乗り遅れない程度には、クリスマス、お正月、初詣、バレンタイン、お花見、夏休みなど、恒例イベントには参加することもありましたが、



忙しさにかまけて、秋だけに限らず、日本の四季(春夏秋冬)をしっかり味わってこなかったのが悔やまれます。


日本の四季という最高の娯楽を、

まだちゃんと嗜んでいないのは、人生半分損していると思ってしまいました。

人生の後半は、もっと四季を日常に取り入れた生活をしてみたい。それが私の新しい趣味になりそうです。


◇ ◇ ◇

明日は、どんな小さな秋を見つけようかな。

10月最終日は、プチハロウィンパーティーをしてみよう。といっても、カボチャケーキを家族と食べる程度ですが・・・(笑)。残り他の日は、ネタ切れにならないように、積極的に秋を感じる日々を送りたい。



あと半月あまりですが、今年の秋をちゃんと自分の人生に刻んでいけるように、大切に過ごしたいと思います。



10/9 小さい秋
(柿の収穫)


10/11 小さい秋
 (ケイトウの一輪挿し)


みなさんも、ステキな秋をお過ごしください!



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