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好きなことは、好きなようにやると、もっと好きになる。

週に1~2回は必ず献立に入っている
料理があります。

それは、もやしとピーマン炒め。


今、いろんな食品は高騰しているんですが、
私が行くスーパーは“価格の優等生” もやしが
据え置き価格なのです。


1袋20円台をキープ中。
「もやしの会社の経営は大丈夫?」
と心配になるけれど、ありがとうの気持ちで
毎回、買い物カゴに2袋入れています。


もやしが常備食となっています。


子どものころは、もやしが大嫌いでした。
理由は、保育園の給食でもやしとピーマン
炒めをムリに完食させられていたからです。


大人になった今、もやしとピーマン炒めは、
美味しくて手軽なので大好きになりました。


自分が好きなように味付けしたり、
油揚げやにんじんを加えると、
もやしがもっと好きになりました。

もやしとピーマン炒め
油揚げとにんじんを入れてアレンジ


好きな食べ物を、自分の好きなように食べると
もっと好きになる!


子どものときは、周りの大人に強要されたり、
教育されたりするので、
”自分の好きなように”は、なかなか叶うもの
ではないですよね。


ただ、大人は子どものために良かれと思って、
一生懸命にやっていること。当時の大人だって
そう教えられて育ってきた。


でも、それが、せっかくの「好き」の芽を
潰しかねないですよね。



* * *

いくら好きなものでも、
強制されたり、ノルマ化されると、嫌いになる



もやしとピーマン炒めだけでなく、
昔は嫌いだったけれど、今好きになったコトは、

書くこと。



前職は、業務終了後に、「日報」を
上司、役員に提出するルールがありました。


終電に帰ることになっても、
絶対に書くことが義務付けられています。
書かないとなると、人事評価が下がります。


そして、「日報」は内容だけなく、誤字脱字、
言葉の使い方もチェックされます。


1日の業務の中で、この「日報」は、

今日一日の成果物

として、お代官だいかん様にお納めする感覚
だったので、書くことが重荷で緊張の連続でした。


「日報」は自分が素直に思ったこと
(組織に対する違和感とか、異議とか)を
好きなようになんて、もちろん書けません。



会社の売上・利益が上がるための問題提起、
業務の改善提案、有益な情報など上司や役員が
喜ぶ中身のある内容を、カラカラの雑巾を絞る
感じでひねり出して書いていました。


それでも、内容の質はどうであれ1日も休む
ことなく「日報」を、なんとか退職日まで
書き続けました。


やっと「日報」から解放されたときにわかったことは、


強制されたり、思ってもいないことを書くことが、
苦痛で嫌いだっただけで、

書くこと自体は、嫌いじゃなかった


今はこうして、
自分が好きなことを、好きなように
書いているので、書くことが好きになりました。



* * *

好きなことは、好きなようにやると
もっと好きになる。


最近、実感しています。

もやしとピーマン炒めだけなく、
書くこと、読むこと、話すこと、
ピアノを弾くこと、整理整頓すること etc…


誰かからの「命令」や「強制」から
解き放たれた瞬間、
「嫌い」から「好き」に転じる可能性がある。


好きなことよりも、

好きなようにやれる

ことの方が、重要なポイントかなと思います。


そして、好きなようにやっているうちに、
もっと好きになってしまう可能性だってありうる。


好きなことを見つけたら、
自分のペースで、好きにやれるように
工夫をしていきたい。


こうして、「好き」を大きく育てていくことも
楽しいです ♪


あなたの「嫌い」は、もしかしたら、
「好き」の芽が隠れているかも。



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