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あなたの今年の漢字『 』は?

今年一年の世相を表す漢字を選ぶ「今年の漢字」が、清水寺(京都市)で発表されました。

『戦』


選出された主な理由としては、終わりの見えないウクライナ侵攻や北朝鮮のミサイル発射などから「戦(せん)」をつねに意識させられた1年。応募総数22万票のうち、1万804票を集めたそうです。


今年の漢字『戦』


ちなみに、過去5年の「今年の漢字」を見比べてみても、今年の漢字が「戦」というのは、なんとも悲しい気持ちになりました。

2021年 金  
2020年 蜜
2019年 令
2018年 災
2017年 北

「今年の漢字」一覧

現在はテクノロジーが進化した令和時代であっても、私たちが住むこの世界は、戦国時代まっただ中ということになります。


なんとも、世知辛くて生きづらい世の中なのでしょう。


そんな中でも、こうして前向きに生きようと努力している私たちって、偉くないでしょうか?(笑)


暗く沈んでしまう、モヤモヤがぬぐい切れない、これから先安心して暮らしていけるのか疑心暗鬼になってしまうのは、至極当たり前のことだと思うのです。


まさに今、戦国時代ですからね。


◇ ◇ ◇

さて、現代版の戦国時代に生きる自分にとっての「今年の漢字」はなんだろうと思いを巡らせていました。


一年間をたった漢字一文字だけで表現するのはとても難しいけれど、やってみたくなりました。


私の今年の漢字は、

『離』

はなれる。わかれる。はなす。



刺激的な都会生活から離れ、大企業で働くことから離れ、忙殺されていた日常から離れ


長く慣れ親しんだ環境、組織、人びと、生活から、

思い切って「離れた」こと

が、一番心に残りった一年でした。



例えが適切じゃないかもしれませんが、
私が生きてきた人生の中でも、最大級の断捨離となりました(笑)。


でも、この大変な現代版の戦国時代に、こんなことしてて大丈夫なのか?と、ふと不安にもなりました。


が、戦国時代ということは、民である私たちは常に「死」と隣り合わせの人生だと思うのです。


だから、自分や大切な人がいつなんどき、どうなるかわからないこんな時代だからこそ、断捨離の「離」、自分にとって本当は重要ではないことから離れることは、私には必要だったんじゃないかなと直覚しました。



自分にとって本当に大切なものを大切にするには、
それを邪魔するものを、勇気を出して自分の手で離していかなければいけないような気がします。



私は、この現代版の戦国時代をこれからどう生きていくか、「離」の次のステージを探りながら、2023年を迎えていきたいと思います。



あなたの今年の漢字『 』は、なんでしょうか?



毎年、こうやって自分にとっての今年の漢字を考えて、一年を振り返ってみるのも楽しいものですね ♪


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