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目的を消すと、楽しく生きられる
目的を持って行動するのは
至極当たり前のことですが、
そればっかりだと息が詰まりませんか?
仕事の場面では、
売上・結果(目的)に追われます。
学校の場面では、
成績アップ(目的)に追われます。
就活の場面では、
内定獲得(目的)に追われます。
目的を持つことは人生を充実させる反面、
ずっと目的を追い続けると
私たちはどこかのタイミングで苦しくなるように
できているようです。
たまには、目的を消してみるとラクになります。
行為そのものを楽しめるようになるからです。
例えば、
ダイエット目的の筋トレをやろうとした場合、
「ダイエット」という目的を消して、ただ「筋トレ」だけをやる。「ダイエット」ばかりに意識が向くと、筋トレはただの辛い行為になってしまう。
なぜなら、ダイエットの結果を出すために、無意識に戦闘モードになっているから疲れるんです。そして、結果も出ずらい。それで筋トレが嫌いになりやめてしまう。
瞑想もそうです。
「無の境地の体感」という目的ばかりに意識が向き、それが思うように叶わないから、瞑想がただの辛い行為になってしまう。そして、続かない。
全ての行為に対して、目的を持つクセが染みついてしまった。というより、目的あってこその行為となっている。
行為が、目的を達成するためのただの手段になってしまっているもんだから、どおりで楽しめなくて、疲れちゃうわけです。
健康のために、野菜を食べる
美容のために、ハーブティーを飲む
老後のために、節約をする
将来のために、今日を生きる
~のために、~をする
が、行為をつまらなくさせ、私たちを苦しめるパターンなのです。
この「~のために」を消して、
ただ食べたいから、野菜を食べる
ただ飲みたいから、ハーブティーを飲む
ただ節約したいから、節約をする
ただ今日を生きる
私たちは一日の大半が
「やらねばならないから、やる」の中に
どっぷり浸かっているけれど、
今日一日、いいえ1時時間でもいいから
「やりたいから、ただやる」という目的を消して生きてみると、今の自分にくつろぐことができます。
そこに、本当のリラックスが訪れる。
一年総決算の師走の時期ではあるけれど
自分を追い込まずにあえて目的を消してみて、
ただその行為に浸る遊びを取り入れてみたいと思います。
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