見出し画像

梵燈のあかりに親しむ会 〜妙心寺塔頭東林院〜

何年連続だろうか?
「沙羅双樹の寺」とも呼ばれる妙心寺塔頭東林院。通常非公開ですが年に3回だけ一般公開されます。そのうちの一つが今回の夜間特別拝観である「梵燈のあかりに親しむ会」です。禅語の教えを蝋燭と行灯の灯りで表現し、今年は一体どういった教えなのかが気になってしまい、この時期になると毎年訪問したくなるのです。

今年の言葉は

清風万里秋

だそうです。言葉の意味は「清風が吹き始め、秋が至る所に訪れる」というもの。今年は猛暑でしたが、最近はめっきり朝夕が涼しくなり、この時期にぴったりの言葉ですね。

縦構図で清風万里秋。行灯で万里を、蝋燭で清風秋が表現されていますね。

夜間拝観は18時からでした。しかし境内には既に数名いました。フライングでの拝観もできるのでしょうか。まぁそれはいいとして、縦構図だとこの時間帯の綺麗な空も映り込んでくれます。

今度は横構図で。清風秋の文字が見にくくなりました。

この構図も好きです。蝋燭で表現された文字のうち奥のものが見えにくくなってしまっているのが残念ですが、お庭の雰囲気がよくわかります。


この位置からだと奥の文字が見えやすくなったかな。空はほとんど見えなくなりました。

撮影時間は18時から18時半までが勝負。その後、奥手の空が段々と黒くなってくるので。いわゆるブルーモーメントですね。

これから涼しくなって夜間撮影もしやすくなります。
さて、次はどこに行こうか!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?