5月19日


誰かと話していたり、記事を読んでいたり、本や映画からもインスパイアされるってことがある。
インスパイアって、もともとは思想や命を吹き込むという意味みたいだけど、要はなにかに感染してわくわくしてしまうことだと思っています。


今まさに前に進んでいる人は周りに好影響を与えるんじゃないか。
”インスパイアする力の源泉”みたいなものがあるとすれば、それはレトリックやカリスマというより、一生懸命前を見て、進んでいるその行動が原因なのではないか。
かつて挑戦していた、かつて進んでいた人の言葉は、過去の反芻や能書きで、現在進行形で挑んでいる人の言葉はフレッシュなエネルギーだ。
チャレンジしている友人を見ていて、そんなことを思いました。


平穏を保ちたい気持ちもあるけれど、なにかに向かって進んでいる人を見るとかっこいいなぁと思います。なので、やっぱり自分はそういう人になりたいんだと思います。


さてまた前座が長くなりました。
東京に住んでいた頃に”毎日知らない人に話しかける運動”をしたことがあります。一人で。
なんてことはない、生活の中で一日一回は見知らぬ人に話しかけるのだ。(ナンパじゃないよ)
とにかくそう決めて、一人で運動をはじめたところ、最も話しかけやすいのが旅行者だったんですね。
だいたい何かを探していたり、地図を見ていたりするから、親切な日本人を装いながら日々の運動ノルマをクリアできるという一石二鳥ぶり。
東京とはなんと来訪者の多い街であることか。


外から来たこの街はどんな風に見えるんだろう?
僕たちは外国に来訪者として赴いて、来訪者としてその街を覗くことができるけど、自分たちの街については来訪者になりきれない。
解決しようもないジレンマだけれど、外国から東京に来たら、この街はどんな風に見えるんだろうか。
僕が外国の街を歩く時みたいに、ワクワクしてくれているだろうか?
何が目新しく映るだろうか。何が印象に残るのだろうか。
いつか、あるいは来世かもしれないけれど、外国人として、訪れる日本を経験してみたい。

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