繋がるものは繋がるもんです。 6月つきたち。
Power of Tenという名前の動画をご存じだろうか。
数年前、宇宙好きな友人が教えてくれた。
見ていただくとわかるのだけど、内側が外側に、外側が内側になってしまうような不思議な感覚のする映像である。
時間軸をここ最近にキュルキュルッと早送り。
12月にイームズのシェルチェアを買いました。
名作中の名作、Back to basic、改めてこの美しいシェイプに見入ってしまい、生活の中でなお美しいこの家具の背景にはどんな思想があったんだろうと気になって、そのまま彼らに関する本まで買った。
ぱらぱらと本をめくっていると、
そこでPower of Tenに再会したのだ。
なんとバカなことにこの映像が彼らのプロダクトであるということを実に10年のブランクを経て知ったわけです。(動画の最初にEamesって出てるんだけどね)
映像から感じた何とも言い難いコスモロジーと、椅子から感じたなんとも言えない美しいシェイプはこうして同じ発生源へと自分を立ちかえらせ、レイとチャールズへと出会わせてくれたわけです。
彼らはもう亡くなってしまっているけれど、彼らの残してくれた作品やプロダクトでもって、彼らは語りかけてくれる。
彼らの作ったものを見ていると、うつくしいものは対立を生み出さないのではないかと思ったりする。
お読みいただきありがとうございます!