毎日文章を書くようになったら、他人の書いた文章を前よりもよく読むようになった。
”よく”というのは、量というより、奥行みたいなもので、”しっかり読もうとする態度が生まれた”と言うほうが適切かな。
その人の体重がしっかり乗っている文章が好きで、
心の変化や視点の有り様を文字に落としこんだ痕跡にいちいち感動してしまう。
自分の内なる音に耳をそばだてて、しっかり一音ずつ拾っているような姿勢は文体に触れた瞬間に手先から心に振動がやってくる。本当の事が語られている。
実はそれは文章であっても、家具であっても、写真であっても、どんな形の具現をしていても感じます。(
というか、話してても感じてしまう。
ってかてか、立ち姿だけでも感じてしまうかもね。
一致感があるのかどうか。
そんなことが大切なようです。私には。
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