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「当日読む読書会」に際して

国分寺にある胡桃堂喫茶店で
「当日読む読書会」という場を開かせてもらいます。

それに際して少し書きます。
興味がある方の参考になれば。

⚫︎
ここ数年
読書会やワークショップなど
場を開くたびに
うすうす感じてはいたのですが
僕はどんどん"その時の、その場のこと"に関心が増しています。

当日読む読書会。
でしてみたいのはそういうことで
あらかじめ話す内容や
学ぶ内容を決めすぎないでその場で過ごしてみたい
という気持ちがあります。

プログラムやワークショップ
こういった読書会でも
ある程度設計というものがあります。

タイムスケジュールと言ってもいいかもしれません。

それを全くしないわけではないけれど
最終的には
その日
その場に集まったみなさんの
意図やコンディション、関心で
みんなの空気というのが練り上がっていくように
僕には思えます。

人は日々違くて
変化していて
最前線の自分は
自分が体感している今にいて
思考はその後を追いかけて
情報を処理しているのだと思います。

だから考えてもしょうがないことがたくさんあるんだと思う。
身体に響くことのほうが
嬉しいというか
残響するというか
揺れるというか。

そういう時間が生まれるには
ある程度の今性(いませい)というか
そういうところにみんなで
注意を向けていく必要があるのかなと思います。

まぁそれでも
なんにもなし!
というわけにもいかないので
本を起点にしよう
ということを決めて
集まってみます。

みんなの色で練り上がる場の空気
というものに興味があります。

もしご興味あれば
一緒にそういう場を探検しましょう。

⚫︎
子供の頃の遊びは
集まる場所が決まっていて(例えば公園に集合!とか)
集まったあとでなんとなく
なし崩し的に
やることが決まっていったように思います。

ああいうの楽しかったなと思う。

なんとなくアイディアを出す人がいたり
地形を使った遊びがいつの間にか考案されたり
よくわからないルールや仮定を自分たちで設定して
その中で遊んでみる
とかね

ある種の即興なんでしょうけど。
ああいうの
楽しかったなと思います。

よければぜひ。
申し込みはこちらから
参加費1500円です。

日程は合わないけれど、気にはなる。
という方がいたら上記のリンク先に
そういう主旨のボタンがあるので押して教えてくれると助かります。
(今後の開催の有無を判定するのに役に立ちます。)


⚫︎
胡桃堂喫茶店という場所は
『ゆっくり、いそげ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~』という本でご存知の方も多いかもしれません。

店主である影山さんがこれからの世界に必要な場所として作った喫茶店です。

本の副題にもある通り、これから我々は互いの存在を手段にせずにどんな風に生きていくことが可能なんだろう?ということを考えている、そんな人が作った場所です。

営業終了後の店内でゆっくり過ごしましょう。


ではでは


お読みいただきありがとうございます!