6月14日 こころに降りる言葉。

小学生の頃、ドッジボールが得意な上級生に秘訣を教えてもらったことがあります。

「実はね、ボールを投げる瞬間にボールに回転をかけると相手がキャッチした瞬間に手からはじけて、ボールを落とすんだ。」

良いこと聞いた!!と思いました。
今でも覚えていますし、それ以降、僕はボールに回転をかける工夫をしはじめました。そして実際にそのアドバイスは有効だったと思います。

自分の人生の選択や決定は、カラダ的なことばによって決めることのほうが多いように思います。”カラダ的なことば”というのは、身に染みていることばです。もう少しざっくり言ってしまうと、経験です。

そういえば、何かができるようになることを”身につく”という風に言います。”頭につく”とは言わないですね。

ことばがカラダにつくには、頭を通過して、こころにやってこなければいけないと思うんです。こころにやってきたということは感動したってことだと思います。

人の話やアドバイスは何がこころに降りてくるか眺めておけばいいのだと思います。頭という打算で覚えておきたいと思ったことより、その場所で、その人に会っていたら、あとはもう聴いたら、自然に身体が自動で振分けると思います。

こころが動かねばね、
動いて移動して、距離が生まれたところに成長の幅があるのだと思います。


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