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部活でのトレーナー実習が始まった。
部員は非常にフレンドリーで話しやすい。
それゆえ「マッサージしてください」と声を掛けてくださる。
正直親にやるような”何となくマッサージ”しかできなかった。
選手は痛い部位を伝えてくる。
そこには何の筋肉があるのか。どんな働きをしているのか。普段の勉強では分かっているつもりでも、その場になると一気にぶっ飛んでいった。

多少学校の勉強はできても、現場では何もできない。
そんな無力さを突きつけられた。

4年生の先輩で”歩くテキスト”と呼ばれる人は、恐らく完璧に解剖学が頭に入っている。選手の疑問に対してあらゆる可能性をすぐに説明していた。

尊敬の思いしかない。圧倒された。でもそれと同時に、「絶対あの人を超えてやる」という感情が沸々と湧き上がるのを感じた。
相手に対し”すごいな〜”で終わるのではなく、どうせなら”高橋はすごいな〜”と思われたい。

もう一度解剖学からやり直そう。身体の全てを完璧にする必要はまだない。競技に関わりの深い部位をしっかりマスターする。

お忙しい中最後までお読み頂き本当にありがとうございます。表現力もままならず、拙い文章ではありますが今後とも見守って頂けますと嬉しいです。ぜひまたお時間の許すときにお立ち寄り下さい!お待ちしております。