見出し画像

自分の幸せも大事だけど、子が幸せでいてくれることが幸せだ

今年は、長男の成人式 、一連の行事が終わった。
7日は、保育園から小学校まで一緒だった地元の式典と祝う会。
8日は、中高一貫で時を過ごした同級生との祝う会。

地元の同級生とは、小学校以来で8年ぶりの再会に、行きずらさあったようだけど二次会のカラオケまで参加して楽しで帰ってきた。

中高の同級会では、高校から別の高校へ進学した子にも会えたり、懐かしい先生方にも会えて、とても楽しかったよう。

この日は、祝う会が終わったら、夫が彼の荷物も山にあったので、彼のマンションに車で送るというスケジュールを組んでいた。

待機してた車に乗るなり
「俺、二次会に行きたかったよ」
「誰だよ、この強行なスケジュール組んだのは…」

夫は「明日は大学だから、今日中に帰った方が楽だから帰った方がいい」

車には、洋服屋、食べ物や、たくさん積んで、送り届ける用意万全。
次男にもいろいろ協力してもらっていたので、取りやめることが何となくできず、車は出発した。

車窓から夜の横浜工場地帯
『えんとつ町のプペル』みたいだった!

20歳の祝いのこの日は、一生に一度。
同級生が一同に集まれるのも、今後そんなにあるかといえば、そんなにない。

私は「二次会に行ってきな。荷物は後日届けるよ。」
と言えなかったことが後悔。
私が「行ってきなよ」と言い切ってしまえば、自体は変わったかもしれないのに、親のために我慢させてしまった。
時間は戻せないけど、悔やまれる。

親の一見面倒みの良い行動が、息子の貴重な友人との時間を奪ってしまったことが、息子に申し訳けなくて、翌朝「二次会に行かせてあげれなくてごめんね 」とLINEした。

息子からは
「送ってくれてありがとう。夜、少し寂しさを感じたけど大丈夫だよ。 大学頑張るよ」との返事に、また胸が苦しくなってしまった。

子が寂しさを感じたなんて、親は良かれと思ってやっていたのに、その気持ちに共感してしまい、
「行かせてあげればよかった」と悔やんで、悔やんで、頭から離れなくなってしまったよ。

子が楽しそうにしていることが、親にとっては本当に幸せなんだよね。
離れて住む息子が楽しく日々を過ごしているようにと、祈る気持ちが強くなった。
子が苦しい想いをしていたら、同じように苦しい
自分の幸せも大事だけど、やっぱり子が幸せでいてくれることが幸せだ。
私の幸せのベースにあるのだと思う。

私にとっての幸せって、何事もなく、順風満帆ってことじゃなくて、
何があっても乗り越えられると信じる力で、悠々と乗り越えていく姿の中に幸せってあると思っていて。

私も幸せになるけど、貴方たちも必ず幸せに。
たくさん学んで、気づいて、たくさん経験して、強く、優しく、たくましく、良き人の縁に恵まれますように。

毎日、節に祈っています。


かしこ



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?