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週間、シードスタートアップの動向レポート_2021.11.07~13

スタジオでアナリストをしている小野克樹と申します。
毎週、1週前に発表された調達額5000万円以下の主にシードスタートアップやサービスのローンチに関する情報をレポートしていきます。ただし、調達額5000万円以下に注目している為、一部シードではない情報も含まれます。
それでは、以下、今週のレポートです。

⒈がん細胞に穴を開ける抗体治療薬を開発中の、順天堂大学発バイオベンチャー「日本抗体医薬」が、クラウドファンディングで約3000万円調達 

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概要
日本抗体医薬株式会社が、株式投資型クラウドファンディング「CAMPFIRE Angels(キャンプファイヤー エンジェルス)」において約3000万円調達しました。
日本抗体医薬株式会社は、がん細胞に穴を開ける抗体治療薬を開発中の、順天堂大学発バイオベンチャーです。

参考
株式投資型クラウドファンディング「CAMPFIRE Angels」、本日10月28日(木)20:00より第14号案件募集開始

⒉独自開発のプレートにより細胞への遺伝子導入を効率化導入困難だった細胞への活用も期待される「STFプレート」を開発した「サイトパスファインダー」が、新たな市場進出などに向けてクラウドファンディングで約1700万円調達

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概要
株式会社サイトパスファインダーが、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」において約1700万円調達しました。調達した資金で、STFをバイオインフォマティクス研究だけでなく、将来、遺伝子治療、再生医療などの医療分野でも活用すること、欧米市場への展開などを目指すようです。
株式会社サイトパスファインダーは、バイオインフォマティクスベンチャーです。

参考
独自開発のプレートにより細胞への遺伝子導入を効率化導入困難だった細胞への活用も期待される「STFプレート」を開発した「サイトパスファインダー」株式投資型クラウドファンディングを開始

⒊世界中の農業を“デジタル農協”化する国際機関も注目のFinTechベンチャー「LTID」が、サービスの拡充などを目的にクラウドファンディングで約1700万円調達

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概要
株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメントが、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」において約1700万円調達しました。調達した資金で、融資の貸し出し原資の用意、農家の作物のバイヤー開拓、開発した機能のスマートフォンアプリへの実装等のIT開発を行うことなどを目指すようです。
株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメントは、「金融」と「流通」の手段、そうして大きな収益を生み出し「正当な対価」を発展途上国の農業向けに提供するためのデジタルプラットフォームを開発するスタートアップです。

参考
【第2回】<金融×流通×AI>で世界中の農業を“デジタル農協”化!国際機関も注目のFinTechベンチャー「LTID」株式投資型クラウドファンディングを開始

⒋調達中・予定のクラウドファンディング

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いくつか調達中・予定のクラウドファンディングのプロジェクトをピックアップしてリンクを貼っています。詳しくはプロジェクト終了後、目標を達成し調達額5000万円以下だった場合に改めてレポートします。

kanata株式会社
〈「すごいベンチャー100」選出企業登場〉これからの電子カルテ入力は“声”だけで行う時代。認識率約95%の超高性能AIエンジンが医師の「秘書」になる!

Markefan株式会社
【第2回】〈国内大手小売ECサイト導入でコンバージョン+約30%を達成〉IT大国インド発AI搭載マーケティングDXプラットフォーム「Markefan」

以上が今週のレポートです。今週はバイオベンチャーが複数見られました。
来週もお楽しみに!!

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