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週間、シードスタートアップの動向レポート_2021.09.05~11

スタジオでアナリストをしている小野克樹と申します。
毎週、1週前に発表された調達額5000万円以下の主にシードスタートアップやサービスのローンチに関する情報をレポートしていきます。ただし、調達額5000万円以下に注目している為、一部シードではない情報も含まれます。
それでは、以下、今週のレポートです。

⒈イヤホン型脳波計とニューロテクノロジーAIを開発するVIE STYLEが、クラウドファンディングでブレインテック分野でのリーディングカンパニーとなることを目指し約5000万円調達

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概要
VIE STYLE株式会社が、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO」にて、約5000万円調達しました。調達した資金で、ブレインテック分野でのリーディングカンパニーとなることを目指し、資本力の充実を図り、研究開発および事業の成長に繋げるようです。
VIE STYLE株式会社は、イヤホン型脳波計とニューロテクノロジーAIを開発するスタートアップです。VIE STYLEは、自社製品開発と同時に大手通信系企業、大手製薬企業や国立研究機関とともに、脳科学を用いたソリューションの共同研究開発事業を進めています。特にデジタルセラピューティックス(DTx)の開発、社会実装に向け取り組んでおり、様々な疾患に対して、脳科学を活用した新しい治療法を開発しています。

参考
VIE STYLE、クラウドファンディング開始3時間半で上限応募額の5,000万円を達成

⒉魚特化の産直モデルで漁業と食卓をダイレクトにつなぐ「SAKAMA」が、プロダクトの機能改善などを目的に約2000万円調達

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概要
株式会社SAKAMAは、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO」において、19,939,200円調達しました。調達した資金で、鮮魚の産地直送を「非日常」から「日常」へと移行していくための機能改善・マーケティング強化を行うようです。
株式会社SAKAMAは、産地直送にこだわり、物流等を最適化することで鮮魚をより新鮮に・安く・早く、消費者や事業者に届ける仕組みを作ったスタートアップです。具体的には、消費者および飲食事業者が産地から直接鮮魚を買えるアプリ「サカマアプリ」と、漁師や漁協などの販売者向けアプリ「サカマ市場」を運営し、持続可能な鮮魚流通プラットフォームを提供しています。

参考
魚特化の産直モデルで漁業と食卓をダイレクトにつなぐ「SAKAMA」、株式投資型クラウドファンディングを開始

⒊調達中・予定のクラウドファンディング

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いくつか調達中・予定のクラウドファンディングのプロジェクトをピックアップしてリンクを貼っています。詳しくはプロジェクト終了後、目標を達成し調達額5000万円以下だった場合に改めてレポートします。

株式会社トルビズオン
来る2022年“ドローン新時代”に向け「空の道」プロジェクト始動。〈続々と地域参加中〉世界も注目する空のインフラベンチャー『トルビズオン』

株式会社ポチくる
ゲームをするだけで特産物が無料でもらえ、地方創生にも貢献!〈売り手、買い手、社会〉三方よしのビジネスモデルを構築する「ポチくる」

以上が今週のレポートです。今週のレポートではそれぞれのソリューションで私たちの生活を豊かにするスタートアップが見られました。
来週もお楽しみに!!




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