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週間、シードスタートアップの動向レポート_2021.11.14~20

スタジオでアナリストをしている小野克樹と申します。
毎週、1週前に発表された調達額5000万円以下の主にシードスタートアップやサービスのローンチに関する情報をレポートしていきます。ただし、調達額5000万円以下に注目している為、一部シードではない情報も含まれます。
それでは、以下、今週のレポートです。

⒈感情分析サービスで新製品の開発をサポートするSandBoxが、サービスの開発加速を目的に3000万円調達

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概要
株式会社SandBoxは、脳神経科学を応用した感情分析サービスを提供するスタートアップです。
株式会社SandBoxは、日本スタートアップ支援協会、株式会社ディープコア、個人投資家数名を引受先とする3000万円の第三者割当増資を実施しました。今回の資金調達により、視線・感情推定サービスの開発加速を図り、商品展開に関わるデザイン全般の課題解決に繋げるようです。

参考
感情分析サービスで新製品の開発をサポートするSandBox、資金調達を実施

⒉アンダーウェアスタートアップのONE NOVAが、各ブランドの拡充に向けて総額4500万円調達

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概要
株式会社ONE NOVAは、talikiファンドと個人投資家複数名を引受先とした第三者割当増資を実施し、並びに金融機関からの融資と合わせて総額4500万円調達しました。調達した資金で、各ブランドを拡充するようです。
株式会社ONE NOVAは、日本発グローバルアンダーウェアブランド「One Nova」、全世代型吸水ショーツブランド「sponge」を展開するスタートアップです。

参考
アンダーウェアスタートアップの株式会社ONE NOVA、総額4,500万円の資金調達を実施。「下着」でさらなるイノベーションを企む。

⒊認識率約95%の超高性能AIエンジンを医師の秘書にする「kanata」が、サービスの改善と新規開発などを目指してクラウドファンディングで3000万円調達

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概要
kanata株式会社は、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」において、3000万円調達しました。調達した資金で、サービスの改善と新規開発などを目指すようです。
kanata株式会社は、電子カルテ入力や医療文書作成の負担を大きく軽減するためのスマート医療秘書サービス「kanata!(カナタ)」の提供、及び診察室での会話をテキスト化・解析する独自の音声認識エンジン「kanaVo(カナボー)」の開発・提供を行うスタートアップです。

参考
<「すごいベンチャー100」選出企業>認識率約95%の超高性能AIエンジンを医師の秘書にする「kanata」株式投資型クラウドファンディングを開始

⒋調達中・予定のクラウドファンディング

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いくつか調達中・予定のクラウドファンディングのプロジェクトをピックアップしてリンクを貼っています。詳しくはプロジェクト終了後、目標を達成し調達額5000万円以下だった場合に改めてレポートします。

株式会社インターメディア研究所
【特許技術で世界展開を目指す!】「次世代二次元コード」でアナログと融合するIoT、新たなDX時代の扉を開く!

SOCIAL ACTION COMPANY株式会社
1.2万人以上のユーザーが活動中!社会活動の履歴を独自のポイントで可視化し、地方創生やSDGs推進に貢献するプラットフォーム「actcoin」

以上が今週のレポートです。今週も生活を豊かにするプロダクトを扱うスタートアップが見られました。
来週もお楽しみに!!


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