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月間、シードスタートアップの動向レポート_2022.12

スタジオでアナリストをしている小野克樹と申します。
毎月、先月に発表された調達額5000万円以下の主にシードスタートアップやサービスのローンチに関する情報をレポートしていきます。ただし、調達額5000万円以下に注目している為、一部シードではない情報も含まれます。
それでは、以下、今月のレポートです。

⒈診断医療の技術革新や再生医療の社会実装に取り組むバイオベンチャー「由風BIOメディカル」が、ソフトウェア開発などを目的に約3900万円調達

概要
由風BIOメディカル株式会社は、株式投資型クラウドファンディング「イークラウド」において約3900万円調達しました。調達した資金で、ソフトウェア開発、理化学機器のリース、分析機器の購入等を行うようです。
由風BIOメディカル株式会社は、診断医療の技術革新や再生医療の社会実装に取り組むバイオベンチャーです。

参考
診断医療の技術革新や再生医療の社会実装に取り組むバイオベンチャー「由風BIOメディカル」、イークラウドを通じた資金調達を10月26日より開始

⒉国内最高水準の講師陣を擁する教育ベンチャー「やさしいビジネスラボ」が、サービス拡充などを目的に3,000万円調達

概要
株式会社やさしいビジネスラボは、埼玉りそな創業応援投資事業有限責任組合から、第三者割当増資方式による
3000万円の資金調達を行いました。調達した資金等で、サービスおよびPR活動の拡充を実施するようです。
株式会社やさしいビジネスラボは、完全オンラインの経営スクール「やさしいビジネススクール」を中心に、経営学知識を広く社会一般に提供するスタートアップです。

参考
国内最高水準の講師陣を擁する教育ベンチャー「やさしいビジネスラボ」が第三者割り当て増資にて資金調達を実施

⒊バーチャル空間上でゲームの共同制作を可能にする『キリンジー』を提供するKillinzyが、プロダクト開発を目的に2,000万円調達

概要
株式会社
Killinzyは、プライマルキャピタル、インキュベイトファンドから2,000万円の資金調達を実施しました。調達した資金により、本リリースに向けたプロダクト開発を行うようです。
株式会社Killinzyは、ゲーム制作サービスの開発を行うスタートアップです。

参考
バーチャル空間上でゲームの共同制作を可能にするゲーム制作サービス『キリンジー』が2,000万円の資金調達を実施し開発を本格化

⒋遊べる競走馬SNSプラットフォームを開発するクラウドホースファームが、4,590万円調達


概要
株式会社クラウドホースファームが、NES株式会社、double jump.tokyo株式会社、エンジェル投資家 朝倉祐介を引受先とする第三者割当増資により、4,590万円の資金調達を実施しました。調達した資金は、遊べる競走馬SNSプラットフォーム「オシウマチャンネル(仮称)」の事業展開に向けて活用するようです。 
株式会社クラウドホースファームは、遊べる競走馬SNSプラットフォームを開発するスタートアップです。

参考
遊べる競走馬SNSプラットフォームを開発するクラウドホースファームがシードラウンドで4,590万円の資金調達

⒌美容電動アイクリームブランドの「LOWAN」が、累計3,500万円調達

概要
株式会社LOWANは、株式会社イーストベンチャーズを引受先とした1,500万円の第3者割当増資を実施しました。累計調達額は3,500万円になります。調達した資金を元に、アイクリームブランド「LOWAN(ロワン)」をさらにグロースさせるべく認知及び販路拡大、商品の横展開を実施する予定のようです。
株式会社LOWANは、アイクリームブランドを運営するスタートアップです。

参考
美容電動アイクリームブランドの「LOWAN」が累計3,500万円の第三者割当増資を実施

⒍<日本文化の魅力を世界へ>エシカル消費を担う応援購入アプリ「ことみえ」を運営する「BUS」が、プロダクト開発などを目的にクラウドファンディングで約1700万円調達

概要
株式会社BUS は、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」において、約1700万円調達しました。調達した資金で、「ことみえ」の開発、クラフト系小規模事業者との検証コンテンツの作成、「ことみえ」Web版ローンチなどを目指すようです。
株式会社BUS は、クラフト生産事業者が自らの生産プロセスを動画などのコンテンツにして消費者に発信できるターミナルアプリケーション「ことみえ」を開発するスタートアップです。

参考
<日本文化の魅力を世界へ>エシカル消費を担う応援購入アプリ「ことみえ」を運営する「BUS」株式投資型クラウドファンディングを開始

⒎TikTokなど縦型動画のクリエイター集団 OASIZが、TikTokクリエイターコミュニティの開発などを目的に2100万円調達

概要
株式会社OASIZは、島田亨氏、KSK Angel Fund LLC、株式会社RiskTaker、菅原健一氏、石井玲緒氏、ほか個人投資家数名を引受先とした第三者割当増資などを実施し総額約2,100万円調達しました。調達した資金は、主にTikTokクリエイターコミュニティの開発・運営を予定しているようです。
株式会社OASIZは、TikTokを中心とした縦型動画に特化したクリエイティブ制作を行うスタートアップです。

参考
TikTokなど縦型動画のクリエイター集団 株式会社OASIZがシードラウンドの資金調達を実施

⒏調達中・予定のクラウドファンディング

いくつか調達中・予定のクラウドファンディングのプロジェクトをピックアップしてリンクを貼っています。詳しくはプロジェクト終了後、目標を達成し調達額5000万円以下だった場合に改めてレポートします。

株式会社C-INK
特許技術の導電性ナノインクで電子回路の生産プロセス変革に挑む「C-INK」

以上が今月のレポートです。今月もマーケティング関連スタートアップが見られました。
来月もお楽しみに!!

本レポートはGaiax Startup Studioから業務を受託して作成しております。
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