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週間、シードスタートアップの動向レポート_2021.05.30~06.05

スタジオでアナリストをしている小野克樹と申します。
毎週、1週前に発表された調達額5000万円以下の主にシードスタートアップやサービスのローンチに関する情報をレポートしていきます。ただし、調達額5000万円以下に注目している為、一部シードではない情報も含まれます。
それでは、以下、今週のレポートです。

⒈食・住・健康など飼い主の悩みに答えてくれるペットアプリ「PetHeart」を開発するペットシェルジュ株式会社が2月に2500万円調達

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概要
ペットシェルジュ株式会社がサイブリッジホールディングス株式会社から、より簡単に便利に安心してペットを飼育できる環境を構築するため、アプリの品質向上・認知向上に向けて、更なる資金調達を実施しました。
ペットシェルジュでは、ペットを愛している多くの飼い主が欲しい情報をリアルタイムで、手に入れることができ、安心した幸せな時間を過ごせるように手助けする為、ペットの飼い主専用アプリ『PetHeart』の開発をしています。

参考
食・住・健康など飼い主の悩みに答えてくれるペットアプリ「PetHeart」を開発するペットシェルジュ株式会社がサイブリッジホールディングス株式会社より資金調達を実施

⒉コロナ禍での運動不足解消に、スマホでいろんなエクササイズができる「E-GRIP」が商品の一般に向けた販売をすることを目的にクラウドファンディングで100万円を目標に調達中

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概要
2021年2月創業の株式会社Ooh!は、2021年5月31日よりクラウドファンディングKickstarterにて新商品「E-GRIP」の支援金調達をしています。
E-GRIPはスマホアプリと繋がるエクササイズグッズです。家でエクササイズするのを続けるのは難しいという課題を解決します。

参考
コロナ禍での運動不足解消に!スマホでいろんなエクササイズができる「E-GRIP」、Kickstarterにて支援金調達開始のお知らせ!

⒊持続可能な社会の実現を目指し、未来の食品市場を切り拓くフードベンチャー「Grino」がクラウドファンディングで目標額1000万円で調達中

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概要
Grinoはイークラウドで、募集期間2021年6月6日〜2021年6月13日、上限2500万円で調達中です。
Grinoは、「気候変動とたたかう美味しい取り組み」というコンセプトのフードイノベーションブランドです。調理済みプラントベースフード(植物性食品)を定期配送する事業を通じ、健康でサステナブルな食生活を望む方のために、環境負荷の少ないプラントベースフードを美味しく、手軽に食べられる形で提供しています。

参考
持続可能な社会の実現を目指し、未来の食品市場を切り拓くフードベンチャー「Grino」、イークラウドを通じた資金調達を6月6日に開始

⒋オンラインキャリア相談の「ミートキャリア」が事業成長を目的に、4500万円調達

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概要
さらなる事業成長のため、W venturesをリード投資家としてベンチャーユナイテッド株式会社ほか複数の個人投資家から調達。調達した資金は主にサービス開発やユーザー拡大のためのマーケティング活動において活用する予定のようです。
ミートキャリアのキャリア相談は転職エージェントの無料カウンセリングとは一線を画し、第三者だからこそできるフラットなアドバイスや転職だけではない選択肢の提示、アクションプランの設定まで行うことが特長です。

参考
オンラインキャリア相談の「ミートキャリア」、シードラウンドで4,500万円の資金調達を実施

⒌ビールの次世代容器、MAYKEGを開発したメイクラフト株式会社が、新たな食文化の創造と、日本のビール産業の変革を目指し、5000万円を上限に調達中

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概要
メイクラフト株式会社が、株式投資型クラウドファンディングFUNDINNOで、募集期間2021年6月5日~2021年6月7日、上限とする募集額は5000万円(1口 10万、1人 5口まで)で調達中です。
MAYKEGとは、メイクラフト株式会社が開発した再生可能なプラスチック素材を使用した新しい業務用ビール容器です。

参考
ビール流通に風穴をあけるリサイクル可能なワンウェイ容器「MEIKEG(メイケグ)」を展開する「メイクラフト」株式投資型クラウドファンディングを開始

⒍世界100億人時代に向けて、持続可能な食糧生産システムを実装する昆虫テック「BugMo」がコオロギ養殖システムの開発、コオロギを使った商品開発を目指し、クラウドファンディングで4032万円を上限に調達中

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概要
株式会社BugMoが、株式投資型クラウドファンディングFUNDINNOで、募集期間2021年6月6日~2021年6月8日、上限とする募集額は 4032万円(1口 9万、1人 5口まで)で調達中です。
株式会社BugMoは、世界の人口増や畜産需要の高まりから、土地や森林、水等多くの資源が消費されている中、環境負荷が少なく、栄養価の高いコオロギの自動養殖システムを通じて、タンパク質の地産地消・国産国消を目指しています。

参考
世界100億人時代に向けて、持続可能な食糧生産システムを実装する昆虫テック「BugMo」株式投資型クラウドファンディングを開始

⒎フェムテックブランド「Rinē(リネ)」を展開する「Neith(ネイト)」がRinēのプロダクト開発を中心に、マーケティングや組織体制の強化を目的に、総額約5000万円調達

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概要
株式会社Neithは、個人投資家等を引受先とする第三者割当増資の実施及びデットファイナンスにより、総額約5,000万円の資金調達を実施しました。
「Rinē 」は、女性が”揺るがない毎日”を過ごすために生まれた新しい選択肢である「吸水ショーツ」を販売するブランドです。

参考
フェムテックブランド「Rinē(リネ)」を展開する「Neith(ネイト)」がシードラウンドにて、総額約5000万円の資金調達を実施

⒏テクノロジー×デザインで人間の未来をつくる学校「神山まるごと高専」(仮称・設置構想中)の立ち上げに向けてクラウドファンディングで、3000万円を調達中

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概要
Sansan、CRAZY、Party等の起業家が、日本の閉塞感を打ち破る学校を創ろうとMakuakeで3000万円を目標に調達中です。6月6日時点で4000万円を突破しています。
神山まるごと高専は、デザインとテクノロジー、起業家精神を育み、人間の未来にとって必要な、今の時代を生き抜く力と人間力を育むことを目指しています。

参考
あなたも「学校作り」しませんか? 神山まるごと高専(仮称)設立プロジェクト

以上が今週のレポートです。今週のレポートでは昆虫食など、サスティナブルな食に関するスタートアップが複数見られました。
来週もお楽しみに!!

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