勝田です。
7月に入り、新紙幣が発行されましたね。
ほとんどキャッシュレス生活なのでまだお目にかかれていないですが、手にするのが楽しみです。
特に今回新たに1万円札の顔になった渋沢栄一は出身大学の前身となる学校を作った方であり、2021年に放送されたNHK大河ドラマ「青天を衝け」を見て(唯一まじめに通して見た作品でした)すっかり志や功績に感銘と影響を受けています。
現代にも通じる渋沢栄一の思想や理念について改めて学びたいと思い、『論語と算盤』を改めて見直そうと思いましたが、ふと知人がFacebook上で「哲学者の思想をライトにレビューするために、ChatGPTを活用している」と投稿していたのを思い出しました。最近本業でも生成AIの活用を模索していることもあり、頼ってみることにしました。
AI渋沢栄一による自己紹介
まずは自己紹介がてら思想と功績についてご本人が小学生に説明するように説明してもらいました。
多くの会社を設立したこと、その中で「論語と算盤」=道徳と経済の両立が重要であることを端的に解答してくれました。小学生へのメッセージをおまけでつけてくれてもいますね。
企業内診断士へのアドバイスを聞いてみた
というわけで、そんな渋沢さんに中小企業診断士へのアドバイスも聞いてみました。
この問いに対しても構造的に解答をしてくれています。企業内診断士向けというより経営者・経営層に向けた言葉のようにも感じますが、「企業内診断士」というワードがAI渋沢さんの語彙になかったのかなと思いました。
新紙幣3人衆によるトーク番組
今度は少し変化球的に、新紙幣の肖像画3人がトーク番組をしたら、という設定でそれぞれの思想・功績を踏まえた現代社会の課題に対するヒントを貰うことにしました。
プロットなのでそれぞれの考えはさらっと流す程度でしたが、それでもライトな形で何をした人か、どんな考えを持った人かを知ることができると感じました。
生成AIを使って歴史や哲学を学ぶ
というわけで今回は生成AIを活用して過去の偉人の考えを現代にどう生かすかをいろいろと試してみました。
今回は渋沢栄一を事例に上げましたが、名前は聞いたことがあるけど、どんな考えを持った人だったかなという過去の偉人や哲学者の考えをライトな形で学ぶことができると思います。
もちろんちゃんと本を読んだり有識者に教えてもらうことができればそれがベターですが、まずは生成AIを活用して概要を学んだうえで興味が湧いたらさらに深めていく、というのも良いかなと思いました。
一方で、こういった形で知識については生成AIがかなりの部分賄える(マーケティングのフレームワークや理論、業界研究なども結構やってくれます)ので、それがベースになる今後において中小企業診断士としてどのように価値を出していくか考えていく必要があるなと背筋が寒い思いがしました、、、