中小企業診断士試験合格(予定)までの道のり④二次試験(2回目)

かつけーです。
今回は1回目の二次試験不合格からどのように立ち上がり、勉強を進めてきたかについて書きたいと思います。
受験生の方に参考になれば幸いです。
↓前回の記事

■不合格確認後からの勉強方法①勉強会

不合格確認後、一番変えなければならないと思ったのが、自分の回答を客観的に評価される環境を作ることだ、と感じ、今年こそ勉強会に参加しよう、と決意。
しかし、問題は
・「タキプロ」などの勉強会は早くとも2月頃からしか始まらなそう
・主催の方が決めたスケジュールに合わせられるか?(週末が使えないため)
・初挑戦組に対して変にプライドが出て偉そうなことを言いそう
ということで、自分で計画することにしました。
↓計画した時の記事(仕事の企画書ばりに気合を入れて作った記憶あり)

勉強会(メンバーの合格率100%!)については別の記事で詳しく進め方の記事を作っていますのでそちらで紹介しますが、2021年1月からはこの勉強会を軸に1つ1つの事例と自分の作った解答に向き合うことを行ってきました。

■不合格確認後からの勉強方法②ルーティン勉強

また、その他に不合格後から以下の取り組みを「毎日」行いました。
(↓取り組み始めた時の記事がこちら)

⓪Twitterでの情報収集、事例解答アップ

数年間ROM専だったTwitterで中小企業診断士に関する情報収集を開始しました。そのために勉強用アカウントも作成しました。
そのおかげで、たくさんの受験生仲間(勝手に思っています)がいること、勉強会メンバーと知り合えたこと、先輩診断士のありがたい情報をえられたことなどたくさんの恩恵を受けられました。
また、5月からは週1回(直前期は2日に1回くらい)事例問題を解いた手書きの解答をアップし、勝手に人に見られることを意識した解答を書けるようにプレッシャーをかけるのにも使っていました。
(時々コメントを頂けるのがうれしかったです)

①春秋要約

・Twitter内で二次試験対策として行っている人が結構いた
・日経はもともと電子版を購読していたので始めるハードルが低かった
・マス目に字を書くことへの抵抗感を減らす(左利きで字が下手なのがコンプレックスです)
ために2020年12月14日から毎日行っています。
二次試験の勉強に直接的に効果があったか、と言われると検証が難しいですが、「決めたことを毎日習慣として続ける」ことは以下の勉強に転用できたことは良かったと感じています。これからも続ける予定です。

②EBA100字訓練

一次知識と二次への応用力を身に着けるため、毎日新しい問題に取り組むために受講しました。
実際には12月から2月でそれまでのストック分を1日2-3題ずつで追いつき、
その後6月まではそのストックをExcelに落とし込んで繰り返し解く、
6月から7月で2-7月のストック分を消化し、再び繰り返し解くタイム、
10月から直前期までで同様、という形で実際に契約していた期間は合計5か月分でした。
EBA生の方には怒られるかもしれませんが、独学で使えるお金も限られていたので、3000円/月はなかなか大きく、最小のコストで最大のリターンを得ようと思ったのと、毎日新しい問題を解くと消化不良になるかもと思い、繰り返し解くことで定着を図ろうと思っていました。

言わずもがな、これはすべての受験生にお勧めしたい勉強方法です。
EBA愛は受講生の方がたくさん語られていますし、100字訓練も皆さんお勧めしていますが、私も同じくとても効果があったと感じています。
一次試験で学んだことを二次試験に問われる形で、頭で考えるだけでなく文章としてアウトプットすることで知識の定着と頻出論点の理解が進みました。
特に今年度の事例Ⅰ第2問の3代目に事業を任せた理由の問題は、ほぼそのまま100字訓練で聞かれたことのある問題だったので、ガッツポーズしながら解いていました。

③事例Ⅳ問題演習

ド文系で数学・財務・会計から逃げまくった人生だったので、とにかく毎日解くことをノルマにして取り組んでいました。
具体的には、
全知全ノウ」「MMC発展問題集(メルカリで購入)」の2つをとにかく無限に繰り返し解いていました。(「イケカコ」も購入しましたが挫折しました)
MMCの問題集は難易度が絶妙で、間違いやすいところを巧妙に作りこんで出してくるので、何回か回すまでは毎回引っかかって「ムキー!」となっていました。
実際、今年度の試験でもNPVもCVPも完答できなかったですが、昨年度全く歯が立たず白紙同様で提出したところから、どういう解き方をすればよいかはわかり、手は動かせた(あってはいない)ことが最後合否を分けたんじゃないかと思っています。
(といいつつ爆死したと思っていたのでさらに基礎からだ!と思い二次試験後から簿記をやっていました)

■なぜ合格できたか

今回合格に至った一番の要因は勉強会を通じて切磋琢磨できたことがあると思います。(そのことは別の記事で)
また、それと同じくらい、毎日これをやる、ということをいくつも作って、時間が取れなくても必ず時間を見つけてやり抜けたこともあるかなと思います。
勉強・習慣化のハードルは、さて何やろうか、と考えるのが面倒、ということがあると思いますので、考えなくてもやることが決まっている状態を作ることが日々少しずつの成長になり、合格に繋がったかなと思います。
(後付けですし、発表までは全く合格していると思っていなかったので、偉そうなことは言えませんが)

勉強時間は大体11か月で平均3時間×300日=900時間くらいでしょうか。
一方で、事例を解いた数は約3か月しかなかった1年目と同じくらいの数(延べ40事例位)だったので、数も大事ですが、最低限の数を確保したうえで質を高めることが重要かなと思います。

■ひとまずここまで

4回に分けて合格までの道のりと題してつらつら書いてきました。
一旦これで今の頭の中は出し切ったので、これからはまた思い出したり思いついたことがあれば書いていきたいと思います。

明日は勉強会についてです。

それではまた。

かつけー

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