詩❰友よ❱

突然 友が天に召された

覚悟はしていてもボディブローのようだ

じわりじわりと心に ほころびが広がる

雪山に消えていった岳友

病に倒れた彼女

そして今回は同僚の友

次は俺か

熱が出て床に臥せっても  絵は描ける

何枚も何枚も  遺書代わりに描いていく

悲しい時程    絵は生き生きと私に微笑む

生かされている今を  無駄にするなと

友よ君が言うかのごとく  心に染みる 

天命果たさず  帰るべからず

心折れても  魂は叫ぶ

生きて  生きて  生きろ

生きて  生きて  生きろ

#かなとよ #ポエ部  

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?