2024年度新歓公演部署紹介⑥ 制作部・舞台監督部

こんにちは!活劇工房新歓担当です📣

本日も2024年度新歓公演『聴診器』に関わる各部署のスタッフより、公演に先駆けた部署紹介のブログをお届けいたします。
公演の裏側、スタッフ陣のこだわりについて、主に新入生向けにご紹介いたしますのでぜひチェックしてみてください👀

最終回の今日は、制作部、舞台監督部の方に書いて頂きました!


こんにちは!
新歓公演で制作部チーフを務めます、文学部3年の宮嵜明理です🌱

突然ですが、「制作」ときいてなにかイメージできるものはありますか?音響、照明、舞台美術、衣装小道具…これらは今まで演劇に関わったことがなくても名前だけでなんとなくイメージはできると思うんです。
だけど、制作って……。どんなことをしているかあんまり想像がつかないんじゃないでしょうか??

今回はそんな疑問を解消すべく、簡単に制作部のお仕事を紹介できたらと思います✨️✨️

制作部の仕事を一言で説明すると、

「無事に公演にお客様をお迎えできるよう準備すること」

ですかね🤔🤔
(一言ってちょっと無理がありました…)

いくら劇の内容が良くてもお客様に来ていただけないと意味がないですよね?
当日、誰かお客様と対応する人がいないと困りますよね??
そのあたりを支えるのが制作部の仕事です。

仕事内容を
①小屋入り前
②小屋入り〜本番
に分けてご説明します!

①小屋入り前
制作部の仕事はどの部署よりも早く始まります🏃‍♀️
目標は、たくさんの方に公演を観てもらうこと!そのために、

・予約ページの作成
・SNSでの広報
・他団体へのチラシ折り込みの交渉・持ち込み
・宣伝テンプレの作成
・予約の管理・メール対応

などなど、様々な仕事を分担してこなしていきます👩🏻‍💻

②小屋入り〜本番
小屋入りしてからはお客様をお迎えできるように準備をします。
舞台監督と相談して座席を並べ、チラシやアンケートを並べ、客席の掃除をして…。
お客様の視点にたって、なにか困ること、不安になることはないか考えます😌𓈒𓂂𓏸

準備が整ったらいよいよ本番!
お客様に気持ちよく公演を楽しんでいただけるよう、受け付けや場内案内などのポジションに分かれて動きます。


こうして書いてみると「お客様」という言葉がたくさん出てくる…!
制作部は舞台の内容に関わることはないけれど、公演を支え、お客様と唯一直接向き合うとっっっても大切なお仕事なのです💓👊
なによりも終演後にお客様が楽しそうにしているのをお見送りできる、それが制作をやっていて1番嬉しい瞬間です☺️

長くなってしまいました。制作部の仕事内容とその魅力が少しでも伝わっているでしょうか…??
公演かどうやって作られているのかを知ることができる部署なので、演劇に関わる人は1度は経験しておいてほしいですね🌟🌟

25日から始まる新歓公演でも、私たち制作部が万全の体制で皆さまをお迎えいたします!
劇場でお待ちしております🫶🫶


まだ見ぬ50期の皆様〜!初めまして!
活劇工房48期、3年情コミの安藤岳(あんどうがく)です〜🏔️
普段はよく役者をやっていますが、今回の新歓公演では【舞台監督】をやっています!

1️⃣舞台監督って何?

舞台監督とは安全に舞台を上演できるようにスタッフ会議からバラシまでの全工程において、全部署の動きを管理する部署です。
工事現場の現場監督に近いそうです📣

舞台監督は基本的に座組に1人です。
小屋での最終的な判断は舞台監督にあるため、責任の伴う立場です。
重要な仕事ですが、関わる全ての人とたくさん交流ができるやりがいのある部署です。
とはいえ、1人ではキャパオーバーするので【舞台監督補佐】の人達と分担しながら作業しています🤝

次は舞台監督の具体的な仕事をいくつかご紹介します!

2️⃣舞台監督のおしごと

①スケジュール管理
まず、座組が決定してからの最初のスタッフ会議では脚本完成日、各部署のプランの締切日、通し(リハーサル)の日などを決め、公演全体のスケジュールを作成します🗓️✏️
そして、小屋入りが近くなると、座組員の小屋入り期間のスケジュールを把握し、それを踏まえて仕込み日や稽古をする日などの小屋入り用のタイムスケジュールを作成します🕒✏️
各部署の作業予定を聞いて、うまく作業が進行できるように組んでいきます。

②他部署同士のパイプ
例えば、「PV作成において舞台で実際に使用する衣装小道具を使いたい」「広報活動において制作と宣伝美術で話し合いたい」といった他部署同士との連携が必要なときに、話し合いがスムーズに進むようにLINEグループなどで意見交換の場を設けることがあります👪
スタッフ同士が気持ちよく仕事出来るように常に連絡をチェックします🧐

③小屋の進行
全員集合時の進行、作業分担の指示、休憩の判断なども舞台監督の仕事です!
最優先は座組員の健康です
小屋入りはみんなと仲良くなれる楽しいイベントですが、何時間も作業すれば疲れますから、気づかないうちにパフォーマンスが下がったり、怪我のもとにもなりえます🤕
メリハリのある作業を心がけて指示をしています!

④場当たりの進行
音響照明のきっかけや舞台上で起こる変化を役者の演技を含めて1つずつ検証するのが場当たりです💃
アクトにおいて、照明が真っ暗になることで移動が危ない、衣装が引っかかりそう、段差が見えない等…舞台には様々な危険が存在します。
タイトなスケジュールでも安全かつ効率よく行えるように事前に稽古映像を何度も見て起こりうる事態を予測しながら取り組んでいます。

⑤公演の進行
本番も公演ができるかどうか舞台監督が判断をします。
イレギュラーな事態もたくさんあり、その都度迅速な判断力が求められます。
公演中は場内で小屋全体を監視します。
お客様がお帰りになるまで全く気を抜けませんが、千秋楽までやりきった時の達成感はハンパないです。
まぁその後にバラシもあるので打ち上げまで気は抜けませんが…


3️⃣まとめ

と、簡単にご紹介しましたが他にも細々とした仕事が多いので柔軟に対応することが求められます。

こんな感じで舞台を、座組を支える縁の下の力持ち的な存在だと思ってくれたら嬉しいです!

「舞台監督って結構難しそう…」と思うかもしれませんが、僕は大学から活劇工房に入って、初めて演劇に触れ、初めて舞台監督の存在を知ったので、初心者からでも始めることが出来ると思っています。

まずは舞台監督補佐から挑戦することになりますが、50期皆さんの挑戦をお待ちしています👍

それでは!!48期の安藤岳でした!


6日間に渡る投稿、いかがでしたか?これを読んで活劇工房に興味を持ったり、公演をより楽しみにしてくださる方がいれば幸いです。
お付き合い頂きありがとうございました!
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