以前テレビで、ナイツの塙さんが漫才について

「型がない人は崩れていく。大相撲でも型がある人は崩れない。型がないから崩れる。」

と、話していました。


なるほど、名横綱と言われた輪島は「黄金の左」と言われたり、現在小柄ながら活躍している炎鵬は「ひねり王子」と呼ばれるように、自分の得意な型と必勝パターンを持っています。

ピアノに例えるとピアノ奏法(ピアニズム)にあたるでしょうか。

最近流行りのピアニズムにあれこれ手を出してみるのも良いけれど、先ずは自分の体や手にあった型(奏法)を見つめ直したり、極めたり、探すことが、結局は自分の音楽を作っていく近道になるのではないでしょうか。

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