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BtoBスタートアップから教育へ挑戦する理由

これまで自分はスタートアップを3社経験してきた。
どの会社も最高な会社だったし、最高なサービスを提供しているし、今でも好きな会社である。

ただ、自分の夢への挑戦をもっと本気でやろう!と決めて自分は大きくキャリアを変えた。まず一つが自分自身の会社の設立。イキイキ・ワクワクできる社会のきっかけになるという意思などを込めて、keyx(きっかけ)という社名にした。

そして、今までのマーケティングやCRMなどの領域、CS・営業の領域に加えて、新たな領域である教育事業へのチャレンジである。

この2024年の4月からGrow Rich English Schoolという英語塾の運営・教室展開などに関わっている。

自分はここで大きく自分の目指す教育へのチャレンジをしたいと思いジョインしたが、自分は英語が出来るわけではない。むしろ英語は話せないコンプレックスを持っているし、講師経験などはあるが、大学時代に主に理系科目で中高生向けにやっていただけで、小学生が多い塾の経営経験も強くあるわけではない。ましてや英語塾を日本に大きく広げたいという夢があったわけでもない。

むしろ、BtoBのスタートアップで営業として新規開拓やCSとしてのキャリアの方が実績もあるし、強みも多い。そんな自分が、何故教育業界にチャレンジするのか?何故そのチャレンジ先としてGrow Rich を選んだのか?その背景について決意を込めて(あと仲間が欲しく、その募集も兼ねて、、笑)、記載しようと思う。

教育に本格的に興味を持ったのは大学2年の時

自分が本格的に興味を持ったのは大学2年生の時である。大学でラクロスをしていたのだが、怪我をして部活に行けなくなった時に、本当に自分は何がしたいのか?を考えるようになった。

その時就活をしている先輩などの話を聞いても、別に働きたい会社があるわけでもないし、何か成し遂げたいものがあったわけでもなかった。

そんな自分がすごく嫌になったし、これまで何も考えていなかったことに怖くなった。

約20年近く生きてきて、自分の未来が見えない。
何がしたいという感情も湧かない。今ある選択肢や、他の先輩たちの流れに則って自分も近しいような大企業に就職できればいいなくらいでしか考えていなかった。

そして、その時初めて自分が本当にやりたいことなどを深く考えるようになった。

元々小さい頃から、学校の先生や塾の先生などにはお世話になって、今の自分があると思っていたので、塾講師などには興味があり、塾講師のバイトなどもしていたが、そのバイト先の先輩などにも話を聞いてもらったりして、自分の夢ができた。

それが、
スポーツと教育を盛り上げたい!
というものだった。

大学4年時に立てた将来の夢

そして、その夢を元に、大学時代に塾経営のインターンをしたり、1社目に就職することになるコンサル会社でインターンをしたりしつつ、色んな人に自分の夢や目標を話しつつブラッシュアップしていった。

結果、立てた自分の目標が、
「スポーツ×教育」でイキイキ・ワクワクできる社会を作る
・勉強というより、生きる力などを鍛えられる教育を実現する
・そのためにスポーツ、特にチームスポーツなどで生きる力を育みつつ、多様な価値観を得て、自分の未来に突き進むことのできる人材を増やす
・選択肢を増やすきっかけを増やすための偶発性をデザインする

である。今見ると、抽象的だと思うし、ちょっと恥ずかしいが、逆に今見てもその時からあまりブレていないことには驚きがある。

こう見ると、そのまま教育系の会社や教員になればいいのでは?と思われるかもしれないが、自分は1社目のキャリアとしてコンサルティング会社を選んだ。しかも出来たばかりの日系の会社である。

その会社がスポーツコンサルティングなどを実施していたことも理由ではあるが、当時教育事業をしたいと思っても、自分に自信がなかった。世の中のことも全然知らなかったし、今の自分にできる教育なんてないと思っていた。さらに、教育へどれだけ頑張っても、世の中や社会を変えないと意味がないのではないかということも周囲の人から言われてそうだと思った。だからこそ、いろいろな事業やいろいろな人と関わることができる、さらに現場でゴリゴリできる世界、かつ会社を変えられる環境が良いと思って、コンサル会社を選んだ。

その先は、飲食系のスタートアップへ転職したのだが、その時にもまだ教育は時期尚早だと思っていた。事業会社で事業をしてみたいという思いと、自分で一つの事業を大きくしてみたい!という思いから、diniiへ転職した。
今はすごく大きくなったが、当時はかなりしんどく、CSの責任者の役割などを任せてもらえたことで、自分自身のいろいろな経験が一つの線になった感覚もあり、かなり自身はついたし、本当に感謝している。

ただ、やはり飲食系の事業をしていて思ったのだが、もっとイキイキ・ワクワクできる会社を増やしたいという気持ちが強くなった。そして当時CSの責任者をさせていただいたいたこともあり、CSという世界から大きく変えられるのではないかと感じた。
お客様から感謝され、自分のサービスに自信を持ち、自身のキャリアを大きく描くことができるCSという存在は、自分のイメージにピッタリだった。そして、その実現に欠かせないサービスがチャネルトークだと思い、チャネルトークで世の中の会社をよくしたいと思い、チャネルトークへ転職した。

チャネルトークでは本当にいろいろなことを学んだ。自分の営業スキルの向上はもちろんだが、世の中の事業モデルの多さも非常に学ぶことができたし、その中での組織の作り方や、会社の人材への投資の考えなども含め、大きく学ぶことができた。

その中で気づけば30歳になりそうなタイミングで改めて自分は何がやりたいのかを本当に考えるようになった。色んな人に会って話したり、実際に興味のある領域へ飛び込んだりとしている中で、改めて自分の中で出た結論が、驚くことに大学4年時に立てた目標とほぼ同じだった。笑
(成長していないだけかもしれないが。。。笑)

自分が目指すイキイキ・ワクワクできる社会実現のために関係性強化に向き合う

スタートアップを3社経験してきて、めちゃくちゃ大変なことも多かったが、すごくやりがいも多くあった。同時に、ちょっとした関係性の部分などで活躍できることもあれば、活躍できなくなることもあるというものを多く見てきて、やはり世の中の関係性という抽象的だが、良り深い部分へのアプローチすることで、イキイキ・ワクワクできる社会が実現できると感じた。

また、同時にその人の当たり前の感覚がいい意味でも悪い意味でも強く作用することも学んだ。その感覚は小さい頃から家庭や教育において強く形成されているものでもあるし、ファーストキャリアでどのような成長をしたかという部分にも強く影響されるものである。
そういう意味では、よく親ガチャや上司ガチャなども言われたりするが、やはり自分としては、広い意味での教育へのアプローチをしつつ、いわゆる学校教育と会社教育の両方を変えたいというのが自分の目標となった。

結果、立てた自分の目標は、
「教育×関係性」でイキイキ・ワクワクできる社会を作る
・選択肢を増やすきっかけを増やすための偶発性をデザインする
・関係性を強化することができるサポートを行う

というものに微妙に変化した。
大学の時と比べるとスポーツという軸は強くはなくなったが、スポーツの持つ力は大きく、偉大であると考えており、スポーツを絡めることは強く意識しているが、あまり縛られないために無理に入れないようにした。

目指す社会実現と教育の関係性

では、そこから何故塾の運営?という話になると思うのだが、自分は人が成長するには3つの存在が必要だと思っている。

  1. teacher
    (学問やスキルなどを学べる存在)

  2. menter
    (スタンスやモチベーションを含め導いてくれるコーチ的存在)

  3. impacter
    (自分の枠外から刺激を与え、選択肢を広げるきっかけとなる存在)

これは、いわゆる学校教育だろうが、社会に出てからだろうが、同様だと考える。

そして、今AIなどの発達も含め、非常にこれらの3つの存在の関係性が変わってきたと思う。これまでは、先生も上司もteacher的側面が非常に強かった。

しかし、teacherはぶっちゃけ今は動画だったり、AIだったりも含め、学ぶことは簡単にできるようになってきている。
menterやimpacterの存在が非常に重要になってきているのであるが、これらの存在をうまく活用できていないのが現状ではないかと考えている。

だからこそ、自分は再掲になるが、
「教育×関係性」でイキイキ・ワクワクできる社会を作る
・選択肢を増やすきっかけを増やすための偶発性をデザインする(impacter強化)
・関係性を強化することができるサポートを行う(menter強化)

を強く実現したいと考えたのである。

Grow Richを起点に教育・社会の関係性を変えたい

そのような想いから起業をしたのだが、自分が教育・社会を同時に変えるというためにもどこから始めるのか?ということを強く考えている中で、集中することの大事さは感じつつも、諦められない自分がいた。

そんな時に自分の中でスッと考えられたのは、教育と社会両方へアプローチするために、いわゆる教育事業でありつつ、子どものための教育ではなく、親向けの教育を実現できないかということであった。

多くの親御様は、子育てに悩みつつ、お仕事をしている方であれば、会社の中での仕事など2つのことで悩んでいるはずである。
さらに”子育て”という括りにするとすごく難しく感じるものの、先程の3つの存在のベストパートナー探しに悩みつつ、親が子どもの全ての存在になろうとしているが故に難しい。だからこそ、menterの役割を強化できるようにしてあげて、teacherやimpacterは別途デザインできるような環境を用意できれば、良いし、それは親としてではなく、1人の社会人としても影響を受けることができる環境を提供できるのではないか。

そしてそういう人が増えれば、いわゆる社会もいわゆる教育もどちらも改革できるのではないかと考えた。

もちろん今もスタートアップ企業や、会社の支援を行っているのだが、同時にそのような教育を実現させようとGrow RIchに関わることを決めた。

なぜGrow Rich ・英語塾 だったのか?

Grow Rich はいわゆる英語塾であるが、純粋に単なる英会話などではなく、英語の力を育てるために英検などしっかりと教育を行っている塾である。

元々自分は英語にコンプレックスがあり、英語も話せない。
それが故に、自分の中では、英語で働くような外資系企業への挑戦は選択肢から外してしまっていたし、海外で働くという挑戦や留学などもできずにいた。

ただ、そのような経験ができていれば、今の人生ももっと違う可能性があったかもしれないし、もっと幅広い成長ができていたと思う。
impacterの観点からも、英語が出来、海外に触れるチャンスがたくさんあることで、より多くの選択肢が広がるのである。

だからこそ、英語が今はできないが、英語ができることは必ず必要だと思い、英語塾という部分には非常に共感した。
それだけではなく、小学生から英語を学び、英検を取るということは非常にすごいことであるし、すごい成功体験になる。

子供達が、自分と向き合い、勉強し、成功体験を得る。
これはまさに、子どもの自己肯定感や自己効力感にも繋がりうる部分だし、親御さんや先生方のmenter的側面を強化することもできる。

最後に今Grow Richではteacherに変わるような教材開発やアプリ開発も行っている。これもまさに自分の考えと非常にマッチしていて、学ぶ部分は本当にプロフェッショナルな部分から多くを学べる環境があれば良い。
その手伝いができれば良いと思っているので、ここを広げることが、自分の目標でもある「教育×関係性」でイキイキ・ワクワクできる社会を作ることにも繋がると確信している。

また、10年後自分が目指す先として、ここで得た知見をもとに、
関係性を強化することができるプロダクトを作り、学校・会社に提供する
プロダクトを自分たちで活用した本当に良い学校・会社を作る

が今の夢であり、ビジョンである。

この夢を目指し、Grow Richをこれから数年で複数店舗まで広げるし、プロダクト開発を進めていく。

仲間募集

とはいえ、自分はまだまだ非力です。共感してくださる仲間が欲しい。

一緒に働く仲間でも良いし、お互いに情報交換したり影響を与え合う仲間でも良いし、自分に教育とは会社とはを教えてくださる仲間でも良いです。

是非仲良くしてください。
チャレンジし続け、面白い未来を作りたく、力を貸してくだされば幸いです!

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