藤田勝利(Katsutoshi Fujita)

PROJECT INITIATIVE / IELLA 代表 桃山学院大学特任教授、立…

藤田勝利(Katsutoshi Fujita)

PROJECT INITIATIVE / IELLA 代表 桃山学院大学特任教授、立命館大学客員研究教員 米クレアモント大学院大学ドラッカー・スクール卒 経営学修士(MBA) 大学院大学至善館イノベーション経営学術院修了 Venture Café Tokyo アドバイザー

最近の記事

「ソクラテス」から経営と社会を思う

 先日、大学院大学至善館で指導いただいた宗教社会学者の橋爪大三郎先生、哲学者の西研先生を囲んでのリベラルアーツ勉強会が開催されました。私自身は経営学が専門ですが、その経営学や経営リーダー教育にリベラルアーツが不可欠だと確信しており、今回も全力で参加させていただきました。 今回のテーマはソクラテスと哲学。課題図書は西研先生の書かれた本書。 この本、とってもわかりやすく書かれてコンパクトでおすすめです。西研先生によるとこの「ソクラテスの弁明」はヨーロッパにおける「哲学すること

    • 「問いを立てる力」から考える、経営とリベラルアーツ

      (本記事は、某メディアでの掲載用に執筆したものです。諸事情で公開できなかったので、このNoteの第一稿として公開させていただきます) 「経営(マネジメント)において重要なのは、正しい答えを見つけることではなく、正しい問いを探すことである。間違った問いに対する正しい答えほど、役に立たないものはない。」(P.F ドラッカー)  AIがますます仕事と生活に入り込み「答え」が溢れる時代だからこそ「問い」が重要になります。答えはある意味で「飽和」しています。一方で「枯渇」しているの

    「ソクラテス」から経営と社会を思う