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一人、部屋で沸いた!栗原バント!甲斐キャノン(打)!【侍J】

居ても立っても居られず、勢いそのままに書きます!
(普段はホークスファンです、選手の名前は自分の呼び名です、不快に思われた方はごめんなさい。)

侍ジャパン、ノックアウトステージ、対アメリカ戦。
諸事で7回から試合に追いついたのですが、そこでのスコアは5-6。負けていました。

ただ、千賀さんが、もう素晴らしい投球をしていたそうで。
3者連続三振とは……何事ぞ。
Twitterに上がっていた動画を見ると、めちゃくちゃ怖い顔。
まさに、鬼の形相。
かなり痛々しい怪我をしていたのに、復帰早々まさかの五輪招集で、内心正直怒っていました。
ですが、千賀さんの投球を見て、本気の調整をしてきていたことが分かって、ただただ圧倒されました。

試合に戻りますが、千賀さんが皆を黙らせる投球をしていたとしても、その時点で負けていました。その後もチャンスメイクするものの、得点につながらず、9回裏。1アウト一、三塁でギータ。これはもう変態ホームランを世界に見せるしかない、魅せてやれギータ……
高いバウンドで内野ゴロ。
でもその間に3塁ランナーが返ってきて、同点!!
どんなかたちででも、次の打者につなげる。帰ってきたギータは悔しそうでしたが、それでも1点をもぎ取ったことには変わりない。

試合は延長戦に入ります。

10回表。広島の栗林投手。
バウンドした球を甲斐が止めるたびに、ペコっとお辞儀をしていて、なんていい投手なんだと思っていたら、なんとなんと、タイブレークでのスタートにもかかわらず、0点で締める!
強い。
マウンドを降りるときの、やり切った顔!見ているこちらも気持ちがいい!

そして10回裏。
やっと、ここで、ずっと待ちわびて、待ちに待ちに待ちに待った、栗原の登場!!!!(スクショをとりあえずしまくりました)
顔が緊張しているように見えて、こちらももちろん緊張。でもきっと、やってやるぞ、と考えているはずだろうから、こちらも全力で応援。
役目は解説の宮本さんのおっしゃっている通り、バント。
代打で初のオリンピックの打席だけど、ここは絶対決めなければいけない場面。
1球目から、バントの構え。
頑張れ、栗。。。

決めた―――――!!!!
球がきれいに転がり、ランナーをそれぞれ進塁させる、本当に確実な仕事を1球目でやりきる。拍手喝采、タオルを振り回す。

そして、次は、甲斐。
第一試合でもそうでしたが、ランナー三塁、打者甲斐と言えば、スクイズ。
ここでもやってくれるでしょう!

と思っていたら、なんとアメリカの守備が内野5人!?!?
これではスクイズはさすがにできず、ヒッティングの構えに。
ここまで警戒されているのを見て、すごく誇らしい気持ちになり、勝手にニヤニヤしてしまいましたが、試合に集中します。

やってやれ、甲斐。この、あり得ない甲斐シフトを破ってやれ。
巡ったチャンスを その手でつかみ取れ 
拓也今ここで 魅せてやれ かっ飛ばせ 拓也

第一球…

カキンッ!

打った―――――!!!!もう内野をはるか超える打球!
ライトフェンス直撃!!!
ギータが帰ってきて、サヨナラ!!!
飛び跳ねる甲斐がかわいかったです。

完全に贔屓目で恐縮ですが、ホークスの選手が土壇場の勝負強さをオリンピックの試合でも出し切っていて、本当に感動しました。
もちろん、野球は一人でするものではなく、多くの選手がつないできたからこそ、その場面が生まれます。だから他の選手の幾多のナイスプレー、ナイスヒットにも同じくらい感動しています。

試合中いろんなことが起こりますが、最後に勝てばいい。
勝つために何ができるか、そしてその自分にやれることを信じて、やるのみ、だと思います。自分への戒めにもなります。

間は短いですが、体を休めてもらって、次の試合でもビッグパフォーマンスを見られることを楽しみにしています!


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