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ディレクションズ展の振り返り

こんにちはかつこきちです。
2024/6/7〜6/9まで開催されたディレクションズ展に出展させていただきました。

大人の文化祭のようで、とても楽しかったです!
見に来ていただいた人は、本当にありがとうございます。
今回来れなかった方も、またどこかの展示で遊びに来てください〜

この記事では展示内容についての解説というか、「なんでこういう構成にしたの?」について説明しようと思います。

壁面

自分の展示会場はスナップをメインにした会場で、各1.3mの壁面でした。
1面3人で、壁の中央が割り当てられました。
カズノさんなつきさんに挟まれているので、プレッシャー大です。
お二方とも枚数が多い展示にするとういうことだったので、作品点数を絞った展示にしようと決めました。

ということで、A3ノビ2枚を額装しての展示になりました。

隣が枚数が多い展示なので、1枚でもしっかり見れるような写真をチョイスしています。「絵画みたい」という意見もいただいて嬉しい限りです。
ちなみに左の写真は「Xで投稿した時にいいね5だった」という逸話があります。額装すると映える写真だと思っていたので、まあそういうものですね。

ブック

壁面の枚数をしぼっているので、来てくれた人に満足感がないとなと思い、ブックを作ろうと考えました。
横型のブックにしたかったのですが、一通り調べても横型で作れるところが見つからなかったため、自分で製本することに。

色々な綴じ方があると思いますが、初心者でもできそう、かつ道具もそこまで必要ない和綴じを選択しました。
和綴じのメリットはホチキス留めと違って糸で括るので、ページを開く際に遊びがあって若干見やすくなると思います。あと糸の色で個性つけられるので、かわいいです。

2冊作ったのですがいずれも34ページで作成しています。展示会場で見た際に、そこまで長くもなく短くもないくらいのページ数にしようと思いこのページ数になっています。あんまり長くても飽きちゃうかなと。

「どこにでもある風景」は、住宅街やその生活圏内の風景を集めた写真集です。地元で見た風景と重なるような風景を探しながら撮っているので、地方出身者の原風景をイメージしています。
「地元の◯◯に似てる」「こういう風景見たことある」という感想をいただけて満足でした。

「Colorfool」は、10年以上前のトイデジブームの時に手に入れたVivicam5050を使って撮影した写真をまとめたものです。ちゃんと撮れるカメラではないので、色・形・線の流れみたいなことを意識して撮っています。

「どちらかというとこっちが好き」みたいな意見を聞けたのは楽しかったです。

名刺

展示をするうえで、来て良かったと思ってもらえることは、何より大事だと考えています。貴重な時間や交通費をかけてわざわざ来てもらっているので。

なので、せめてお土産に写真を持って帰ってもらおうと決めました。
名刺にしたのは、荷物にならないのと「名刺なので配ってます」という大義名分で、気軽に手に取ってもらいたいという意図があります。

10種類作ってみたのですが、どれがいいかなと選ぶ楽しみを感じてもらえたらなと。「家に飾ります」と言ってもらえるのは、本当に嬉しい。

次回に向けて

ほんとうはブックを一度ハードカバーで作ったのですが、うまくいかず断念しました。次回はハードカバーも作ってみたい。もしくはPPシートかけるとか表紙の厚みや質感を変えるようなことをしてみたいです。

幸いなことにブックをしっかり読んでくれる方がたくさんいらっしゃったので、同じものを2冊くらい作るかもう少し数があったほうがよかったなと思いました。ひとまず次回までには追加で2冊くらい作ってみます。

名刺についても、写真集と関連させた写真をもっと印刷しておけばよかったなと思いました。名刺を先に作っちゃったというのもありますが。
次回はバリエーションを増やして持っていきますね。あともう少し印刷の質をあげたいなと思うのですが、どうすればいいものか。

最後に

完全な余談ですが、デザインフェスタギャラリーEASTの近くでサボテンの花が咲いていました。

展示初日
最終日にはきれいに咲いていました

展示メンバーの皆さんのおかげでここまでいい展示会になったと思うので、本当に感謝です!ディレクションズ2があれば、ぜひ呼んでください!

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