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日本での仮想通貨マイニングは有利なのか?

FuelHashインターン生のTsujiです。今回は日本でマイニングをすることが適切であるかどうかについて、日本や世界の電気代や仮想通貨事情をみながら考えていこうと思います。

①日本は電気代が高い?

価格.com 世界と比べる日本の電気代 より引用

公表されている国際電気料金の最新情報(2016年)によると、上記のように電力の価格が推移をしており、デンマーク、ドイツ、イタリア、アメリカは右肩上がりで電気料金が上昇しています。

家庭用電気料金ランキング

産業用電気料金ランキング

また、Selectraの記事によると、経済規模が大きいとされる、アジアに位置する日本・韓国を含め、ヨーロッパからはデンマーク・イタリア・ドイツ・フランス・スペイン・イギリス、北アメリカからは米国・カナダの全10か国の中では、家庭用・産業用電気料金は上記のようになっています。

この図から分かるように、日本の電気料金は家庭用、産業用含め、同じ経済状況下の国々の中では安くはない水準に位置しています。

ではその理由は一体なんでしょうか。

Selectraによると日本の電気料金が高い理由としては発電のための原材料ー石油や石炭・天然ガスーのほとんどを輸入に依存しているからです。輸入に依存するということは、電気を安定して供給するためには、常に変動する為替レートや原料供給量にも対応しなければならないのです。

②仮想通貨規制のかかっている国とその事例

次に仮想通貨の規制がかかっている国をピックアップします。
米国議会図書館のGlobal Legal Research Directorate(GLRD)のレポートによると2021年末現在、51か国が部分的または包括的に、仮想通貨に規制をかけています。以下がその代表例です。

・エジプト・アルジェリアなどアフリカ諸国
・サウジアラビアなど中東諸国
・インドネシア


マイニングにおける仮想通貨規制


出展:CBECI


政府によるマイニング規制の影響が大きかったのは中国です。

上図は、現在のビットコインのハッシュレートランキングを表しています。

規制前はマイナーの3分の2が中国で活動していたが、2021年6月から7月にかけて、国家単位で電力不足に陥り規制をかけたため、マイナーが世界の地域へ流出していました。しかしその後は中国でも規制が緩和し、再度マイニング業者が稼働し始めています。

③日本でのマイニングは適しているのか?(まとめ)


Coinotakuより引用

日本でのマイニングは有利なのか?これまでの説明を踏まえまとめます。

日本では、電気代が高いため、電力を使用するマイニングは他国と比べると収益性は良いとは言えません

ただし、電気代が安い地域でのマイニングがベストという訳ではなく各国の仮想通貨規制について深く理解はしておかなくてはりません。

中国では、電気代が約5円/1kWhでマイニングできる地域がありますが、規制により全て撤退を言い渡されています。

そのため、海外でのマイニングも選択肢としてはアリと言えますが慎重に見極めることが大切です。


弊社では、海外の安い地域でマイニングを行っており、皆さまの資金を集めマイニングを代行する『FUELMINING』というクラウドマイニングのサービスを提供しています。


1万円と少額からの投資ができるため、是非ご検討いただけますと幸いです。

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それでは、良いマイニングライフを!

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