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近況報告と2024年の抱負

皆さん、こんにちは。
今日は「春分の日」ですね。

春の暖かさを感じる日もあれば、
寒さで身体が凍える日もある。

桜の開花が待ち遠しい今日この頃。

随分と久しぶりになってしまいました。
ようやく、今年初のnoteです。

近況の報告等を兼ねて、
「2024年の抱負」を綴ります。


能登半島地震について

地震発生から今日までの約3ヶ月ちょっと、語り尽くせないほどあらゆる感情と向き合ってきました。正直に言えば、この期間を言葉にすることはとても難しい。ただ、この感情たちは私の命が尽きるその日まで忘れることはないと思うので、いつか言語化できると思ったその時に活字にします。励ましの言葉をくださった皆様、本当にありがとうございました。

この件についてどのように伝えたらよいか迷いに迷って、気が付けば3ヶ月が過ぎていました。何度も書いては消してを繰り返してきましたが、個人的にはこれでようやく一件落着です。あー、スッキリした。笑

報告① 被災地支援活動

東日本大震災の時は、一般のボランティアとして災害復興支援(瓦礫の処理など)に3日ほど参加しました。今回は、ボランティアをするいち個人としてではなく、多くの人が被災地支援に関わることのできる「仕組みをつくる側」として関わっています。(まだまだ着手できないことも多いですが)

実際に石川県の各地(金沢市、七尾市、能登町)を訪れ、各地の中間支援団体や行政の皆様と直に話をしてきました。緊急的な復興支援体制は整いつつも、中長期的な復興支援体制はまだまだ未整備です。

我々(ハピオブ)は隣県の富山県にある会社ということもあり、後者(中長期的な復興支援体制の構築)をサポートするべく、現在は金沢市を中心に活動する一般社団法人第三職員室に社員を送って、避難者している未就学児や中高生の学び場づくりや支援体制を拡大するためのネットワーク構築のサポートなどを行っています。

現在は支援体制の構築がメインですが、ある程度の目処が経てば、もっとマンパワーが必要なフェーズがやってきます。その時は、ハプオブが活動したい方々を受け入れる受け皿となれたらと考えています。これも我々のビジョン「すべての人が活躍する社会をつくる」を実現するための大切な活動だと思っています。協力者は随時募集中ですので、何か関心のある方がいれば遠慮なく連絡をください。


報告② パートナー契約

面白法人カヤックが運営する、地域に行きたい人と地域の人をマッチングする移住スカウトサービス「SMOUT(スマウト)」とパートナー契約を締結しました。スマウトは、地域おこし協力隊はもちろんのこと、地域の関係人口を増やすことができる日本で最大のマッチングプラットフォームです。

たった5枠の中の1社に我々を選んでいただけたことはとても嬉しく、前述した復興支援活動の促進も図れるように、プロジェクト設計や人材提供という観点からも、より多くの企業や行政も皆さんをサポートできればと思います。すでにお世話になっている企業様にはお知らせ済みですが、興味や関心がある企業・行政の皆さんは、ぜひ気軽にご連絡ください。

報告③ 校長就任

昨年の11月より、富山県射水市にある富山情報ビジネス専門学校にて副校長務めていたのですが、年度が変わるこの4月から、校長を務めることになりました。個人的な調査レベルですが、おそらく専門学校では全国最年少の校長先生になるのでは思われます。

本件については改めて別記事も書ければと思いますが、この人口減少社会において、特に地方では一人でも多くの若者が活躍しなければいけない時代に突入していると私は考えます。それもこれまでのような画一的な成長から、一人ひとりが個性を発揮し違いを生み出す成長が求められます。

一般的に専門学校といえば、大学とは違い専門的なことを学びたい高校生が選択する進路というイメージが強いかもしれません。大学進学率も50%を超えて、実際に専門学校に進学する人は割合は減少傾向にあります。しかし、大学に比べて圧倒的な割合(富山県は90%以上)で地元に就職するのが専門学校です。

これからはますます「グローバル&ボーダーレス」が進んでいきます。国際的な取り組みや先進的な事例を積極的に取り入れて、誰しもが通いたいと思えるような専門学校を作りたいと考えています。

2024年の抱負

茶道を習い始めてから2年が経過しましたが、稽古の度に、色々な言葉を学びます。先日は禅語「関南北東西活路通」を教えていただきました。関門を抜ければ、どこまでの道は続いているという意味です。

地震以降、しばらくモヤモヤした気持ちを抱えながらなんとなく時間を過ごしてきた感覚がありますが、ようやく前を向けるようになってきました。この先の可能性は無限であり、あとは自分の選択を信じるだけです。

大変遅くなりましたが、2024年も「選択を正解にする人生」にさらに磨きをかけるべく、邁進していきたいと思います。生きている喜びと仲間がいることへの感謝を忘れずに。これからもどうぞ、よろしくお願いします。

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