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やりたいことを見つけるより難しいこと

おはようございます。

大学4年生を休学して川崎にあるロックヒルズガーデンという屋上グランピング場お店長をしている石川勝巳です。

もうすぐ肩書きに『休学』という称号がなくなります。

本当にこの1年間は大変貴重な体験をさせてもらいました。

この1年間がなかったら僕は自分の決めた人生の選択肢に対して言い訳をして、『こんなはずじゃなかった』と言いながら歳を重ねていたいと思います。

多分、コロナ禍で想像していた大学生活とは違ったと思っている人もたくさんいると思います。

そんな学生達の間では休学という選択肢を視野に入れ始めている人も少なからず増えてきたのではないかと思います。

もしかすると、こうして学生生活から離れて自分の道を歩むという選択肢をコロナが後押ししてくれただけかもしれません。

コロナがなかったら良くも悪くも日々色々な刺激の波に飲み込まれてしまいます。

人間関係、仕事、アルバイト、毎日、毎日、それらをこなすことを信じて疑わなかった私達はそれらを当たり前ではなかったと強制的に痛感せざる得なくなりました。

それでも新しい1日が来るという地球の原理原則は変わらず、僕たちは生きていく為に新しく変わった環境に適応しようともがいてきました。

その中で大きく変わったのは1人で考える時間が圧倒的に増えたことだと思います。

多くの人がコロナ禍で新しいことに挑戦する人が増えました。

コロナを期にnoteをはじめた人がたくさん出てきました。
コロナを期にyoutubeを始めた人がたくさん出てきました。
コロナを期にzoomというサービスを使い始めた人がたくさん出てきました。

時代が挑戦を後押ししたのです。

多くの人が『自分は何がやりたいんだろう』と考える時間ができた事によって挑戦者になりました。

考える時間ができたから『やりたいこと』を見つける人は確かに増えました。それでも『やりたいこと』が見つからないという人もたくさんいます。

『やりたいこと』を見つけることは本当に難しいです。

しかし、『やりたいこと』を見つける以上に難しいことが実はあります。

それは『やりたいこと』を一緒にやってくれる仲間を見つけることです。

みんな『やりたいこと』を見つけることに精一杯になってしまっていますが、いざ達成の為に行動しようとしたら、仲間が必要な事に気づきます。

もちろん、『やりたいこと』の難易度によります。

それが大きければ大きいほど、必要になってくる仲間が多くなってきます。

僕は誰からも頼まれた訳ではなくお店を年商1億円を目指そうとしています。
来月ですら生き残れるか分からないのに、たった1%の可能性を信じて毎日必死になって運営をしています。

1億円なんて素人大学生A君が1人でいくらもがいても無理があります。

売上分析、集客、教育、チームビルディング、請求書発行、領収書などお店の運営には様々な仕事が存在します。

いくら頑張っても現状維持で精一杯です。

ディズニーランドを作ったウォルトディズニーはこう言います。

現状維持は後退するばかりである。と

この言葉の通り、昨年飲食店を1人で踏ん張っていた僕のお店はお店を維持することの追われて、売上はみるみる下がっていきました。

『やりたいこと』があるのに、現状に追われる日々このつらい状況は1年にも及びました。

でも悪いことばかりではありません。

そうやって死にそうに働きながら頑張ってる姿に刺激を受けるものも少なからず出てきました。

今年は副店長として、立候補してくれたバイトの子もいます。

頼んでもないのに、他のお店に行って僕のお店もこうした方が良いと提案もしてくれます。

状況は1歩ず改善されつつあります。

1人で頑張ってきたお店が2人ごとになるだけですごい支えになります。

今年も1人で運営していたらと思うとゾッとします。

『やりたいこと』は見つけるだけで満足はしてはいけないのです。
『やりたいこと』を行動してこそ意味があるのです。

そうすると自然と同じ想いを持った仲間が集まってきます。

自分1人の力は本当に無力です。

それに気付くのもっと難しいのです。






サポートはいらないです!!多分、僕より良い記事を書いたり、挑戦している人は他にもいっぱいいるので!