人生初のインターネットはドラクエの配合方法
noteのネタ探しをしてたら、ちょうどnote連載企画で、【人生で初めてのインターネット体験】を募集していたので、ちょうどよく記事を書こうと思いました。
僕の場合は、小学校3年生あたりの記憶があります。
DSが流行る中、ゲームボーイをひたすらやる少年
ニンテンドーDSが巷では流行の中、男3兄弟の末っ子である僕は、兄弟から受け継いだゲームボーイをひたすら貪っていた。
特にハマっていたのは
「ポケットモンスター(緑)」
と
「ドラゴンクエスト テリーのワンダーランド」
という、同年代では間違いなくやっていないゲームにハマっていた。
そのうちの「ドラゴンクエスト テリーのワンダーランド」。これの攻略にどうしてもインターネットが必要だったワケがある。
言わずと知れたドラゴンクエスト(以下ドラクエ)。10数個超えるシリーズ化がされているが、そのほとんどが人間である主人公が魔物に立ち向かうと言うストーリーになっている。
そんな中、テリーのワンダーランドでは、魔物を仲間にしつつ魔物の村で大会に挑戦するというストーリーだ。
魔物を仲間にするシリーズにはドラクエジョーカーズシリーズが今ではあるが、テリーのワンダーランドが初期であったはず。多分。
そして仲間である魔物は、配合すると強くなる。また、レアな魔物を仲間にすることでチームが強くなる。なぜならレアな魔物は、総じて強い魔物が多いからだ。
配合とは、二体の魔物が身を捧げることで一体の新生魔物を創り上げる作業である。そして配合は、レア度が高い魔物どうしで配合することでまたレアな魔物が生まれる。そしてさらに強くなる仕組みだ。
また、配合には適正な魔物を選出する必要がある。そして適正な魔物は、配合の前ではどうしても分かり得ない。(最新版のドラクエにおいてはその限りではないらしいが)
これがなかなか...小学生の僕は難儀した。もっと強い魔物を仲間にしたい! もっとレアな魔物を見たい、手に入れたい!
そんな中、ある時、兄から聞いた言葉に驚愕した。
「ネットで調べれば、配合表載ってるよ」
...
なんですと? ネット?
それはおそらく、母親がいつも使っているパソコンとやらを駆使した何かしらの、テクニックか何かなのだろうか。
とにかく僕は親にわがままを言うタイプではなかったので、言い出す機会がなかなかなかった。
そのまま数日経った後、意を決して、僕は親に聞いてみた。
「パソコンで調べて欲しいものがあるんだけど...」
すぐに調べてくれた。そして驚愕した。
なぜなら、その配合表には、見たことも聞いたこともない魔物の名前、姿や形、その方法までがズラリと表記されていたからだ。
「これは早速メモるしかないッッッ」
そんなこんなをしていたら親がページごと印刷をしてくれた。
そしてネットを活用したドラクエの配合技術により、ゲーム内における最強魔物を自らのゲームボーイに降臨させることに成功した。
とにかく何でもわかる、 “インターネット” という辞書
当時小学生だった僕は、学校に通うことに何の迷いもなかった。なぜなら親が学校に通うことを望んでいたし、兄たちがやっていたことの踏襲だし、周りの友達も当たり前のようにしていたし。
だけれども、とりあえず学校は学ぶ場所との認識はあった。
だけど、よく考えたらドラクエの配合法は学校ではわからないし、何よりネットではどんな事でもわかるんだ。という認識の方が強かった。
「インターネットすげえ...ならば学校は? ほとんど遊ぶ場所なんじゃないか?」
そんな考えに行き着くのも容易かった。
そんな感じ。
そしてインターネットの闇の部分に触れて失望するのはまだ先の話。
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