ディズニー映画から学んだ困難を乗り越える力

先日、美容室で「モアナと伝説の海」を初めて見ました。


娘がいるので多分見たことはあったと思うのですが、仕事の片手間に見ていたので内容をちゃんと見るのは初めてでした。


最近のディズニーのヒロインはヨーロッパ系の人だけではないんですね。


ダイバーシティに配慮しているのでしょうか。


舞台はオセアニアの南の島のような雰囲気の架空の島。


主人公は首長の娘モアナと半神半人の筋肉ムキムキのマウイ。


ざっくり説明してしまうと二人で協力して世界を救うという内容。


マウイは生まれてすぐ母親に捨てられ、神様に拾われて育てられた過去があります。


愛情が欲しかったマウイは人間に称賛されたくて、認めてもらいたくて、神様からもらった銛を使って人間の役に立つことをしていたので、世界を救う航海をしている途中に敵に襲われそうになり、応戦したときに銛が半分壊れかけ、「銛がない自分には価値がない」とこれ以上自分の価値が下がるのを懸念してモアナの元を一度去ってしまいます。


僕はこの気持ちがすごくよくわかって、学生時代にサッカーを辞めたとき、ずっとサッカー選手になることだけを考えてきたのでサッカーをとってしまった自分に何が残るのだろう?と思いました。


しかし、当然のことながら、それがなくても自分は自分。


一つのことを目指してきた過程は代えがたい財産です。


いいところも悪いところも存在を丸ごと認めると自己肯定感が上がります。


一方のモアナも半分壊れた銛を持ってマウイが去ったとき、自分には世界を救うミッションは大きすぎる、降りたい、と一度諦めそうになります。


理想と現実のギャップが大きすぎて、どう埋めたらいいかわからないときに諦めたい気持ちが出てきてしまうものです。


正直、現実では自分の無力さ(本人はそう感じている)に打ちひしがれて諦める人が多いなと思います。


そんな中、モアナは本当はどうしたいのか?自分の気持ちと向き合い、再度敵と戦うことを決めます。


マウイから学んだ航海術しか武器のない生身の人間であるモアナが一人で人外の敵に立ち向かうところを見てマウイも戻って応戦、、、


敵と思われたのは実はそうではなく、、、というあらすじなのですが、ここで僕が心打たれたのは二人とも、本当はどうしたい?に従ったところ。


さて、あなたは目の前の困難があるとき、あきらめるのか?立ち向かうのか?本当はどうしたいですか?

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