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柴又100K(初ウルトラマラソン)

次回以降の大会に参加するランナーのためになればと、書き残します。
目標は9時間切り、遅くても10時間切り!
さて、どうなることやら。。

当方、フルマラソンのみの経験で、完走4回。
PBは2:54で、ぎりサブ3のスペックです。

直前までの練習は、月間100km程度。
5月に入ってからは少し距離を踏んで、20日間で120kmほど走り込んでいました。
距離走は最大で30kmを4:50/kmペースぐらいと、距離耐性に大きな不安がある中での参加でした。

当日は晴れ予報。
28℃まで上がるとのことで、少し不安はありましたが、ここを甘く見たのが、後に大きな失敗に。
ただ、ボランティア経験がある身としては、ボランティアの皆様のことを考えると、晴れて天気がいいに越したことはないかと思います。

当日は3時起床。二度寝して、3時半起床。
ランナーの朝は早い。。
Bブロックは6:37スタートなので、3時間半前の起床は、これでも遅いぐらい。
食事は消化に良くて、エネルギーになるもの、ということで、こんな感じ。
お腹いっぱいになって、一部は現地入りしてから食べました。

食べ終わったら、急いで着替え。
装備はこんな感じ。
軽くしたいので、ジェルは2つ。サングラスは無しで、日焼け止めもしませんでした。露出が多く、これも後で痛い目に。。

終わったら、急いで始発で移動。
始発で間に合う=始発じゃなきゃ間に合わない、なんですね。。。
最寄駅に着いたら、トイレはもう長蛇の列。
ここで、iPhoneのトイレMAPアプリが役立ちました。
あえて駅から少しだけ会場と逆側の公衆トイレを探すと、全く待たずに用を足せました。

その後、河川敷を歩いて会場に向かっていると、気になる姿が、、、青髪は、福田穣さん!
ずっとYouTubeやインスタで応援してた人が目の前でアップしてる!
さすがにレース前の緊張感があり、声はかけられませんでしたが、遠くから。。
わかるかな?

現地に着いたら、ウィンドブレーカーの下にウェアを着ていたので、脱いで靴下と靴を履くだけ。
靴は3年前?のコロナで中止になった大会に向けて準備した、HOKA ONE ONEのCARBON X-SPE!
か、かっこいい!
靴下は、itoix。
直前の天気が雨が多く、全く試走できずに、ぶっつけ本番で靴を下ろしました。
(これも後から考えると無謀だったな。。)

列に並んで、Bブロックは6:37スタート!
遅れて並んだので、かなり後方になってしまいました。
今回の目標は、10時間切り。フル以上走ったことがないのと、直前の距離走が30kmまでだったので、前半貯金を作るため、8時間ペーサーにつくことに決めました。
ペースは4:48設定とのことで、ペース的にはかなり余裕あり。

レースが始まると、案の定、若干の渋滞。。
ただ、フルほどの参加者はいない(当たり前)ので、横をすり抜けて、ペーサーの後ろのポジションをゲット!
そのままレースを進めます。

この大会、河川敷なので、かなり平坦なのですが、いくつか厄介なポイントが。
まず、未舗装の道が何ヶ所かあること。1キロオーバーのポイントは2ヶ所ですが、エイドの場所を作るため(?)に、広い未舗装地へ一瞬だけ降りるポイントが何ヶ所か。
あとは、少し下るためにつづら折り(?)のようなアップダウンが多数あり、その度にペースの上げ下げがあり、きつかったです。

Bブロック8時間ペーサーのペースメークは完璧でした。8時間目標の貯金を作るため、若干早めの4:42〜4:45ペースで推移。
自転車が通る(完全に道を閉鎖するわけではないので)時の声掛けや、エイドや上り手前での声掛けなど、本当に助かりました。

その後30kmぐらいでキツくなり、少しペーサーと会話した後、32kmぐらいからズルズル離され始める。
ただ、これは想定内。
42.195kmで終わるレースではないので、気温が上がり始めたこともあり、余裕度を待つために仕方ありませんでした。

その後はフルの通過時間が、3:26ぐらい。
50キロ通貨が、4:14ぐらい。
全て順調。
ペースが徐々に落ち始めてからは、ペース維持は諦めて、エイドで給水・給食を適度に摂るようにしたのもいいリフレッシュになりました。
ちなみに45キロぐらいで折り返したペーサーさんとすれ違った時には、ついているのはたったの1人。。
それだけこの気温(最高気温28℃)は厳しいコンディションだったということですね。。。

55キロぐらいまでは元気で、キロ5分台を維持。
この辺りで若干、左足の甲が痛み出したので、ロキソニンを入れました。
その後は75キロぐらいまでは徐々にペースを落としながらもキロ6分台前半で粘って走る。
このぐらいからすでに脱水状態が始まっていたと思う。
二度目のトイレに行くと、尿の色から深刻な脱水状態だとわかりました。

こうなると、精神的にもキツくなり、肌擦れによる痛みや、日焼けによる痛みなど、色々とキツいのが気になりだす。
こんな時、応援の方がいるとすごく励みになります。少しお話ししたり、声援をいただくと力になりますね。
この辺りでずっと応援しているプロランナーの下門美春さんにも会えました!少し会話してグータッチしてもらえてパワーをもらえました。

その後は、未舗装地や登りで少し歩くものの、85キロぐらいまで粘りましたが、ペースがさらに落ちて、キロ7分オーバーに。。
この時点で、10時間切りすら厳しくなり、完全に気持ちが切れました。(心が折れました。)

そこからは走って、歩いての繰り返しで、もうほとんど記憶がありません。
残り2キロぐらいで、最後の気力を振り絞り、キロ6ぐらいで走って、ゴールテープを切りました。
最後は会場の盛り上がり、声援に感動しました。

タイムはと言うと、
 10時間21分。
後ろのゼッケンには9時間目標と記載したこともあり、情けない気持ちもありますが、練習不足。今の自分の力はこの程度なんだなと思いました。
ラップは以下の通り。
後半の落ちがひどいですね。。
暑さと補給の下手さ、色々と準備不足がものを言ったなと。

とは言うのの、メダルをかけてもらって、会場の雰囲気にも感動しました。
ボランティアの皆さんのがんばり、笑顔には感謝です。本当に長い時間お疲れさまでした。

予想外に時間がかかってしまったので、3男1女のお風呂入れのため、急いで荷物をまとめて帰宅!
帰りは柴又の雰囲気を少しだけ。
お土産を買う時間もありませんでした。

その後、高砂駅で体の痛みと格闘して歩いていると、まさかの青髪(失礼)!福田穣さん(2回目)!
普段はシャイで何もできませんが、大会後のテンションでお声がけしてしまいました。

アレルギー反応でリタイアされたとのこと、お疲れ&体調悪い中、会話させていただき、写真まで。いい人すぎた。。
本当にありがとうございました。
体調がすぐ回復されて、次の大会(3週間後のアフリカ)では、より一層のご活躍をされることを祈っています!
全力で応援してます。
(すみまさん。ちょっとだけ加工してます。)

帰ってからは、筋肉痛、日焼け、肌擦れ、足の甲の痛み、爪の剥がれ、血尿。。。
体の支障オンパレードで、2日経った、これを書いている瞬間ももがいています。。

と言うことで、長文でしたが、初フルマラソンの惨敗記録でした。
ただ、タイムに関係なく、100kmを完走(途中で歩いたとしても)したことはいい経験になり、自分としてすごく自信になりました。
(早速色々な人に自慢してますw)

フルのレース後は意外となんともなかったのですが、100km後は、数倍きつかったので、今はまだ、次また走るかどうかは考えられません。
でもいつか、今度こそ、サブ10達成に向けて、チャレンジしたいです!

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