ふみお_003

演出ってやつ

数日前コルクBOOKS講座に参加した。noteに一緒にこの講座に参加人が何人かいるのだが人それぞれ切り取り方が違っていて面白い。
そして僕はそれらを一通り見て頭を整理してから今日この記事を書く。なんだかあとだしじゃんけんのようだがまあいいやw

今回もネーム持参で参加。
前回うんこを題材にしたネームを持って行ったのだがイマイチ調理しきれてなかった。そう、うんこという最高の食材(?)を用意しておきながら全く活かせていなかった。印象に残らない、うんこなのに臭いすらお届けできなかった…惨敗だ。

ちなみにこれが惨敗したうんこ漫画
https://corkbooks.com/articles/?id=492&order=1

なので今回、リベンジも込めて引き続きうんこ漫画に挑戦。
佐渡島さんには面白いとは言われたがキャラを意識しようとの寸評をもらった。

………たしかに!

僕は漫画はキャラが命だと思ってる。キャラ>ストーリー。
キャラがしっかりできていればストーリーが勝手についてくると思っている。
でも我ながらネタに走る傾向があると思っている。そこを見抜かされた気がした。
ここ結構弱点だ。
ネタに走らずにキャラをもっと大事に読者に伝えれるようによりそわにゃいかんな。
それもあり今回講座ででた「演出」というのはキャラのことを読者に知ってもらうためのプロデューサー的テクニックだと思った。

伝えたいものをすぐに見せるのではなくその印象からなるべく遠く(3~5番目とかにあがるイメージじゃなく15番目くらい遠く薄ーい)イメージのものを使って物語を始めるといいよというものだ。

他にもハッとさせられたことがあった。

このネームの主人公ふみおは とにかくうんこを踏んでしまうのだが、この踏む行為が本人が望んで踏んでるかのように読まれていたとこだ。
一緒に参加していたこっし―先生に指摘され気づかされた。
幼少期から青年になる間の10数年間
望んでないのにうんこを踏んじゃう子と
自らうんこを踏んでいく子ではキャラクターが全然違う。
これはキャラクターを大事にできてない。
しっかり演出してやらないことは産んだ子の育児放棄をする親に等しいぞコレは・・・などと今思った。

演出は改めて大事だなーと思った。
そしてうんこ踏むの2回くらいで十数年間踏んでるかのような演出をという宿題をいただいた。
これは……一休さんの頓智勝負並みに難しい宿題だ。
1年365×ざっと10年=3650回のうんこ踏みの歴史を
たったの2回でだ!

なので目下僕の頭の中はうんこで今日もいっぱいなのである。

ただ「演出」ってのは面白くないものでも面白くしてしまう魔法の力でもあるのでこれは身につけたいなと思うのである。

もうひとつ。うんこを踏んでるふみおが最後あそこに着地するのは
偶然だが演出的にはなかなか良かったんじゃないかと思う。踏んで踏んでの伏線、遠いイメージからのって感じでw

今回もリンク貼っておくのでうんこに興味出た方は読んでください。
少し時間かかりますがブラッシュアップしてまた載せるのでそれまでお待ちください。ただいま大悟は便秘中でございます。
https://corkbooks.com/articles/?id=597&order=1

他のコルクBOOKS講座に参加した方の記事も合わせてみると結構面白いのでURL貼っておきます。
https://note.mu/fumu_com/n/n959345e57da7

https://note.mu/ken_note/n/nba8c40d3a0f7

https://note.mu/ueharatomu/n/n51fc00a35d35



さて最後にさらけ出しましょうか、


僕……僕って言わないです。




普段「俺」です。………でわでわ。             つづく

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