ポスト青春派

美術大学を志す浪人生。 日々浮かんでくる疑問や独りごとを、何となく思うままに吐き出す窓…

ポスト青春派

美術大学を志す浪人生。 日々浮かんでくる疑問や独りごとを、何となく思うままに吐き出す窓口です。

最近の記事

浪人生活日記〜山手線読書実録〜

何を思ったか本を読了するまで山手線を降りないということをやった時の実録です。 率直に感じたことをそのまま記録しているので、少々意味のわからないところがありますがご理解を。 池袋から車両が満員になり、渋谷でそのほとんどがいなくなる 日暮里は休憩地点として最適、1両目のホームは電車が過ぎると一時的に無人駅と化す 右と左で音の情報量が全然違う(東京上野方面は右の方が外の環境音が介入しがち) JKの集団に囲まれた時は、高校生の時にはなかった恐怖を覚えた。痴漢と隣り合わせ(制

    • 浪人生活日記〜東京タワー紀行〜

      街の輪郭が消え、全景が光の玉の集合へと姿を変える。その中で、人間たちは自ら光を放つことなく、その街の中を動くイレギュラーな存在になる。 光たちによって作り上げられる夜景の中に、人間は溶け込むことが出来ない(浮いた存在になる)。世界が夜の闇に包まれるとき、逆に人々の生活が浮き彫りになってくる。 高層階から見下ろし地上の人を観察することは、その人が次におこる物語の先を見ることになる。 景色をガラスから眺めている時、室内の光の反射で背後の様子が窓に映る。(ガラスがスクリーンにな

      • 浪人生活日記〜写真は時間を切り取るのか〜

        カメラはシャッターを切った瞬間、写真という媒体に風景と時間を切り取る。だが私は、この事象に少し疑問を抱いてしまった。 写真は静止画であり、ハリーポッターの日韓予言者新聞のように切り取られた世界が動き出すわけでもない。風景を切り取るという作業自体は納得がいくが、時間を切り取るとは何だ?スマホで撮れば、情報としてその写真が何時に撮られたかがのこり、写真の隅に数字で印字することだってできる。だがそれはあくまで数字で示した情報であり、写真自体からその風景の時間を予測することは難しい

        • 浪人生活日記〜あたりまえに怯える今日このごろ〜

          押入れの荷物整理をしていると、ふとiPhoneの箱を見つけた。そこには以前使用していたiPhone XRのものと今使用している14プラスのものがしまってあった。思えば今使っている機種は今年の夏頃に買い替えたもので、まだ使って半年も経っていない。なのに、必要なツールやデータの整理が整うと前の機種と同じように使い始め、今では同じ携帯としての役割を果たしている。新しいモデルでの機能や見た目の変化などに感動していたのも束の間。携帯という日々の生活に必要不可欠なツールとしての側面を帯び

        浪人生活日記〜山手線読書実録〜

          浪人はじめました。

          はじめまして。 私は美術大学を目指して現在浪人生活を送る人です。 現役時代に夢半ば美術の道を目指そうと思い、スポーツの道から転進して受験に挑みました。結果は志望校は全て落ちてしまい、同時に現実を突きつけられました。 浪人生活が始まりはや10ヶ月、今までの生活では見なかった考えなかったことと沢山ぶつかり、発見と葛藤の日々を送っています。その中で私が感じたことや疑問に思ったことなどをnoteを通して誰かに伝えたいと思い、こうして開設するに至りました。 学生時代の友達はみんな

          浪人はじめました。