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青山まさゆきに対する知念実希人の賠償額は正当であるのか?

新型コロナウイルスのワクチンに関するツイッター(現X)での書き込みについて、医師でミステリー作家の知念実希人氏から「デマ」と投稿され名誉を毀損されたとして、元衆院議員で弁護士の青山雅幸氏が550万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は23日、2件の投稿が青山氏の社会的評価を低下させたと認め、110万円の賠償と削除を命じた。

作家の知念氏に賠償命令 ツイッター投稿で名誉毀損(共同通信) - Yahoo!ニュース

 俺は上記の審判に部分的に反対する。なぜなら、人違いでなければ、青山まさゆきはもともと統治者(前国会議員)であった。

#青山まさゆき
#知念実希人

青山まさゆき

儒教系統の認識
 (1)元国会議員が一般の民の医者を名誉棄損で訴えるのは公平でない。

 もし青山まさゆきが単なる一般の民であったならば、彼の訴えは正当である。しかし、青山まさゆきは一般人でない。それに対して、知念実希人は一般の民である。

 国会議員は大勢の民を虐殺する能力を持ってきた権力者であり、元権力者やこれらからまた権力者になれる個体が一般の民を気軽に訴えるのは公平でない。

 一般の民から見ると、青山まさゆきの行為は恐怖それ自体である。例えると、トランプが大統領をやめた後、アメリカ国民を気軽に訴えるような行為である。

例外

儒教系統の認識
 (1)コロナは歴史に残るような社会的な現象であったので、青山まさゆきの行為には公益性が存在した。

 青山まさゆきの行為が正当化される場合には、コロナは歴史に残るような社会的な現象であった場合が存在する。もしコロナが歴史における薬害事件に相当するならば、イタイイタイ病のような何かに相当するならば、青山まさゆきの行為は正当化される。

儒教系統の認識
 (2)知念実希人は作家という公人であった。

 上記も青山まさゆきの行為を正当化する。認識(1)を組み合わせると、知念実希人は作家という公人[1]であり、歴史に残るような社会的な現象で医者の立場から悪い発言をした[2]。

 [1]と[2]を考慮すると、知念実希人には、大きな応答(Responsibility)が必要である。この場合、青山まさゆきの行為は正当化される可能性がある。

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