マスク考

10日ほど前から屋外ではマスクつけないことにした。

朝の散歩、ジョギングへ公園や河川敷へ向かう途中、
夕方〜夜の子供の習い事への送り迎え、

そのたびに首都圏郊外の一地方都市にある
ターミナル駅の駅前を通りぬけることとなり、
通勤途中の勤め人や学生、ママさん、年配の方々など
沢山の人々とすれ違う。

肌感覚だが、いまだに屋外でもマスクしている人が9割。

あれ、この人マスクつけてないじゃん、っていう視線も感じる(気がする)。

これが同調圧力という奴なのか?
こんなのには負けない、目を逸らしてみる。

なんか、このまま未来永劫、
みんなはマスク取らない気がしてきた。

"顔パンツ"なる単語をどこかで見た。
マスクを外す、ということは公衆の面前でパンツを脱ぐ行為に等しい、という意味合いらしい。

言い得て妙、この気持ちはわからなくもない。
マスクしてた方が落ち着くし、みんなもしてるし、
自分の容姿に自信がないので、恥ずかしくない。

でも自分は今年はまだ無理かも知れないが、
海外旅行に行きたい、海外出張も復活するはず。
その時にマスクをしたままヨーロッパの街角や
南国のリゾートを歩きまわりたくはない。
それこそ、逆に恥ずかしい。

という訳で、私はマスクをつけないことにした。

自分に自信を持つため、自分の意見をしっかり伝えるため、海外で現地の奴らになめられないように振る舞うため、来年実現するであろう、イタリアでの本番に向けての予行演習を今から始めておかないと。

決して世の中の流れに逆らって、
"オレはお前らとは違うんだぜー"などと
しょうもない優越感に浸っているわけではないのだ。

自分は弱い、とわかっているからこそ、
生存戦略を考えているのだ。

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