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インティマシー―コーディネーターという”新しい”仕事

皆さんは、インティマシ―・コーディネーターという仕事のことを聞いたことがあるでしょうか?

wikipediaによると、2018年ごろから「インディマシー・コーディネーター」という名前が使われて、海外では一気に認知度が拡大してきているらしい。

インティマシー・コーディネーター(英:Intimacy Coordinator)は映画・テレビや舞台など視覚芸術の製作にかかわる職種のひとつ。一般に、俳優らの身体的接触やヌードなどを演出上必要とする際に、演出側と演者側の意向を調整して、演者の尊厳を守りつつ効果的な演出につなげる職種と理解されている

wikipediaより

制作側と演者の間を取り持つ仕事。
文字で書くととてもシンプルなことだけれど、これはかなり難しい役割なのだと思う。
まず前提として制作側の意図をきちんと理解することが求められる。どのような作品を目指しているのか。また該当の演出の必要性、その是非など制作側の目指す世界観をきちんと理解をすること。そしてそれを”客観的な立場”から演者に伝えること。また、演者の意思や守るべきポイント、価値観などを理解し、それを正確に制作側に伝え、着地点を見出す。

難し過ぎる。

芸術と個人の価値観に絶対的な唯一解はないわけで、そこに完全な第三者的な立場から介入する。
板挟みになりそうだけれど、きちんとトレーニングと経験を積んで、うまいことやるのだろうな。


こういう新しい職種が生まれていくって、なんかいい。
時代の節目や流れを感じる。

逆に、すたれていく仕事もたくさんあるのだろうけれど、こちらは自覚するのが難しいから、気が付けば無くなっていたという感じなのだろうな。(当事者を除けば)



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