専門家の話を聞くのは面白い
私はキャリアコンサルタントという仕事柄、様々な業種や職種の方のお話を聞かせて頂く。前職では、面接官としてこれまた様々な職種の方のお話を聞かせて頂いた。私はどちらの仕事も好きで、純粋に楽しんでやっている。
そもそも人の話を聞くのが好きということもあるのだけれど、自分の知らない企業の働き方や、仕事のノウハウを聞いて、理解を深めていくのが楽しいのだ。
特に、相手の専門性が高ければ高いほど、自分の経験や知識とは重ならない何かを持っていることが多いし、私がなぜ?と疑問を感じていたことの答えを持っていることもあり、そういったことを知ることが出来るのが楽しいのだ。
今日も、地域コミュニティが主催する勉強会で、元新聞記者という方とお話をさせて頂き、原稿を書くための練習法だったり、意識の置き方や、ちょっとした裏話みたいなものを聞かせて頂いて「へぇ~~~~~」と感心させられることがたくさんあった。
恐らく、様々なカテゴリにおいて言えることなのだけれど、専門性を高めて突き詰めれば突き詰めるほど”世間一般”というものから離れていく。標準的ではなく、異常・マニアック・変態的・天才的と、その個性が強まっていく。
特定の領域に特化しすぎた変態の話は、実はけっこう面白いと思うし、勉強にもなる。少し目線を変えれば、他のことにも活用出来たりすることも少なくない。
私には圧倒的な専門性というものが無いから、そういうフィールドを持つ人を羨んでしまっているのかもしれないが、それでもマニアの話は面白い。(まぁ、全く理解が出来ないとか付いていけないということもあるけれど)
私はこれまで勉強にしても、運動にしても、仕事にしても、何かに傑出したことはほとんどなくて、広く浅くと生きてきたので、恐らく今後もそういう感じで生きていくと思うのだけれど、死ぬまでには何かニッチなものでもいいから、マニア的になってみたいものだ。
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