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ちょっと イイお店 に行くと、少しだけ世界が変わってくる話


反省。
最近、気分的にバタついていて、noteの更新を蔑ろにしていました。

言い訳をすると、自分の インプット熱 が高まっていて、
読書、Audible、マンガなどで脳がフル回転している。
結果、アウトプットにまで体力が続いていない・・・という感じ。

たぶん、あと数日~数週間で、
アウトプット熱 に切り替わるので、それまでは充電しておこう。
#バランス感覚を身に付けよう


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さて、そんな今日は、
ちょっと イイお店 に行くと、世界が変わってくる」というお話です。


前提

まず、前提として、
ここで言う「ちょっと イイお店 」とは、
ミシュランの・・・とか、
食べログ1位の・・・とか、
そういう具体的なお店を指しているのではなく、
自分にとって」のイイお店のことです。

例えば、
よく行くお店が、一人で普通に飲み食いして 5,000円 くらいだとしたら、
同じような食事内容だけれど、10,000~15,000円 くらいのお店とか、
新幹線なら、普通席じゃなくて、グリーンとか。
ホテルなら、1泊 5,000円のビジネスホテルではなく、20,000円以上するような少しラグジュアリーなホテルとか。

そういう普段の自分の生活よりも、
" ちょっと "高級なサービスを受けてみることを、
「ちょっとイイお店に行く」と表現しています。


なぜ世界が変わるのか

ちょっとイイお店に行き、
いつもと同じようなものを頼み、同じように食べ、
同じようにお会計をすると、
純粋にびっくりすることがあります。

「え?こんなにするの?」

そう感じた方は、
少しだけ意識をして、リトライしてみましょう。

その意識とは
いつも自分が行くお店とは、何が違うのだろう?
これです。


お店の経営が成り立っているということは、
そのお店に「価値 を感じている人がいる」ということです。

普段、自分が受けているサービスと、
「どんな違い、価値があるんだろう?」と観察者の目を持って、
店に入ると、色々なものが見えてきます。

入り口から席まで案内してくれる店員の方の接客、
店内の照明、椅子の座り心地、音楽、他のお客の様子、、、
席に着くまでの間だけでも、こんなにも違いを感じる点があるでしょう。

席に着いてからも、
メニュー表の材質や、見せ方、
使われている食器、そして料理(味、素材、盛り付け・・・)、
サーブするウェイター/ウェイトレスの様子、などなど、
違いは様々なところに見え隠れします。



とあるバーでのこと

以前にこんなことがありました。

久しぶりに会った友人と食事をして、
2軒目に、とあるバーに行ったときのことです。

そのバーは中心地から少し離れたところにあり、
落ち着いた雰囲気の、ちょっとオトナなバーでした。
(正直に言うと、雰囲気はめちゃくちゃ素敵なのですが、
 ちょっとお高いので、普段はあまり利用しないお店です)


音楽好きの友人と、お酒を飲みながら、
上原ひろみのライブの話で盛り上がっていた時のことです。

ふっ と気が付くと、
店内のBGMがいつの間にか上原ひろみの曲に変わっていました。
しかも、ちょうど話に上がっていたライブのCDです。

私達の席は、カウンターではありましたが、
端の方で、そこまで大きな声で話していたわけではありません。
にもかかわらず、
バーテンダーさんが気を利かせて、音楽を合わせてくれていたのです。

もちろん、その場での友人との話はますます盛り上がりましたし、
店を出た後も、その気遣いが嬉しくて、家までホクホク顔で帰りました。


もちろん、
こういったサービスは高級店でなくても、
受けられることもあります。

けれど、あのバーテンダーさんの接客の妙というか、
さりげない優しさの中に、一流のサービスを感じました。


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音楽の話は、非常に分かりやすい例ですが、
一流のサービスや心配りは、細かなところでも感じることが出来ます。

それらを感じることが出来れば、
自分も学び、いつか誰かへの心配りとして、
表現することが出来ます。


何も高いからイイというわけではありません。
色々なお店がありますから、
高いだけで慇懃無礼な態度のお店もありますし、
逆に安くても、丁寧な素晴らしい対応をしてくださるお店もあります。


ただ、人々が一目置いているようなお店には、
相応の理由がありますし、
それを理解することが出来れば、
他のモノを見て、価値の良し悪しを量ることも出来るようになるので、
モノゴトの見方が変わってきます。

そういう意味で、
ときどきは自分の普段の生活圏から抜け出して、
ちょっと背伸びをする体験をしてみることを、
とってもオススメしています。


もちろん、
自分の勝手知ったるフィールドから出ることになるので、
最初は戸惑うこともありますし、
恥をかいてしまうこともあります。

でも、それでいいと思います。
最初は誰だって、そういう経験をしますし、
それすらも勉強です。


どうやって、イイお店に行くか。

とは言っても、イイお店 はお値段もイイ感じなので、
気軽に、頻繁に行くというわけにはいきません。

私は2つの手段を使って、イイお店に行っていました。


① 特別な日、特別なご褒美として。
例えば、
大切なデートのときや、何かの記念日、
自分の仕事がうまくいったときなど、
「特別」という理由をつけて、自分で行く。

もちろん、その特別のために、
普段から少しずつ貯金をしたり、節約したりします。
工夫をすれば、1食200円くらいでも十分お腹を満たせます。


② 先輩 に連れて行ってもらう
最近は(コロナ以前でも)、仕事帰りに先輩に飲みに誘われることも減ってきたと思います。

誘われてもめんどくさいと感じる人もいるでしょうし、
誘う側もアルハラ・パワハラと思われたら怖いと思って、誘わないようにしているケースも増えてきていると思います。

まぁ、それも含めて社会勉強として、
自分の知らない世界を知ったり、知見を広めるため、
たまには飲みに連れて行ってもらうのもアリじゃないかと思います。

ポイントは、
連れて行ってもらうときに、上手い感じで
「○○に行ってみたいんです」とリクエストすることです。
ワガママ上手というのは、一つのスキルです。

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もちろん、価値の感じ方は人それぞれですから、
美味しければそれでいいという人もいるでしょうし、
早ければいいという人もいるでしょう。
そこは好みなので、どういう基準で、お店やサービスを選ぶかは人それぞれでいいと思います。

ただ、
色々な世界を知ることは、
自分の価値観を拡げるきっかけになったり、
刺激にもなるので、時々はいつもと違う、
特別な 経験をするために、
ちょっと イイお店 に行ってみるのはいかがでしょうか。
#すべてはコロナが落ち着いてからですね

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